たったこれだけで貯まる!ANAマイルの貯め方6選!

2020年10月27日

私はズボラな性格で、あまり面倒なことはしたくはありません。

にもかかわらず、労力をかけずに利益は享受したいというわがままな人間でもあります^^;

最も効率的にANAマイルを貯めることを目指すと、結構大変で、かなりの労力を必要とします。

私は途中で嫌になって、たどり着いたのが、最高還元は求めず、労力をかけずにANAマイルを比較的効率的に貯める方法です。

それでも、少なく見積もっても年間2万マイル程度はコンスタントに貯めており、何度もマイルで国内外旅行をしています。

そんな私が実践しているANAマイルの貯め方も紹介しながら、説明していきたいと思います。

比較的初心者向けの内容になっています。これから貯めるという人は参考にしてみてください。

飛行機に乗って貯めるには限界がある

飛行機に乗って貯める。これは正攻法な貯め方ですよね。ANA便やスターアライアンス便に乗れば、マイルが貯まります。

国内線も国際線も利用区間ごとに区間基本マイレージが設定されており、この区間基本マイレージに航空券の種類に応じた積算率をかけて、付与マイル数が決まります。

付与マイル

国内線
区間基本マイレージ×運賃種別ごとの積算率

国際線
区間基本マイレージ×予約クラスごとの積算率

国内線の場合は、運賃種別(ANA FLEX、ANA SUPER VALUE、株主優待割引運賃など)によって、積算率が50~150%で変わります。

また、国内線の区間基本マイルと積算率のマイレージチャートはこちらの公式サイトを参照ください。

国際線の場合は、運賃種別ではなく、予約クラス(エコノミー、ビジネス、ファーストなど)ごとに積算率が設定されています。

また、国際線の区間基本マイルと積算率のマイレージチャートはこちらを参照ください。

例えば、羽田-那覇の場合、区間基本マイルは984マイルです。もし、購入した航空券が、正規運賃よりも安いANA SUPER VALUE 75などの場合は積算率が75%です。そのため、積算マイル数は、984×0.75=738マイルとなります。

一方で、羽田-那覇の区間を特典航空券を使ってマイルで乗ろうと考えると、繁忙期では、21,000マイルが必要です。

21,000マイルを貯めるには、羽田‐那覇区間を15往復する必要があります。そんなに沖縄に行きますか?

海外の場合を例に挙げると、東京-ニューヨークの安い航空券(積算率50%)で考えてみます。区間基本マイルが6,723マイルのため、この場合積算マイルは3,361マイルになります。

同様にマイルで沖縄に行くことを考え、21,000マイルを貯めるためには、3往復では少し足りず、4往復しなければなりません。

上記は1人分のマイルを貯める場合で、家族分の沖縄旅行をマイルで行こうとすると、さらに人数分の東京-ニューヨーク往復が必要です。

そんなにニューヨークに行きますか?

仕事の都合で、毎月ニューヨークに出張をしなければなりませんというような人であれば、飛行機である程度は稼ぐことができますが、ほとんどの人は飛行機だけで貯めようと思うと限界があります。

貯める第一歩はクレジットカードで貯める

tokyu_card

そこで、マイルで飛行機を乗っている人の多くの方がやっているのが、日常的な買い物でANAマイルを貯めることです。

飛行機に乗らずに、日常生活でマイルを貯める人を陸(おか)マイラーと呼びます。

実は、マイルを貯める最初の出発点はここだと考えています。そして、私はこれを徹底的に実施したことで、マイルで旅行に行くことを実現させてきました。

やり方はとてもシンプルで、ANAカードというクレジットカードで支払いをするだけです。とても簡単なので、ズボラな私でも難なく続けることができました。

ANAカードであれば、100円の支払いにつき1マイルを獲得できます。100円で1マイルなので、これをマイル還元率1%と呼んでいます。

1%という小さい数字ですが、年間で考えるととても大きい数字になります。少なくとも、飛行機に乗ってマイルを貯めるよりは効率的に貯まります。"ちりつも"ですね!

貯めるコツは、できる限りすべての支払いをANAカードに集約することのです。

光熱費、保険、携帯電話料金などの固定費、スーパーやドラッグストアなどの買う日用品や食料品の買い物すべてです。

どのくらい貯まるのかを簡単に計算してみましょう。

総務省が公表している「1世帯当たり1か月間の収入と支出 」の2019年のデータを見ると、総世帯平均の月支出額が249,704円で約25万円となっています。

これをすべてANAカードで支払ったとすると、年間300万円の支出で、3万マイルになります。ハイシーズンでも台湾に行けるだけのマイル数、ローシーズンであればシンガポールにも行けるマイル数です。

実際にはクレジットカードで支払えないお店などもあるので月25万をクレジットカードで支払うのは難しいかもしれませんが、その半分の12.5万円ならどうでしょうか?

支払いをクレジットカードにまとめると意外と簡単に達成できる数字です。また、普段の月の支出額を考えても、12.5万程度は使っていると思います。

この場合、クレジットカードで支払うだけで年間で150万円になり、15,000マイルになります。このマイル数であれば、レギュラーシーズンに東京‐札幌の往復が可能なマイル数になります。

普段の買い物の支払いをANAカードにするだけなので、簡単ですね!

しかし、ANAカードと一言で言っても種類が多くあります。クレジットカードブランドだけでもVISA、Mastercard、JCB、AMEX、ダイナースクラブがありますし、他の企業と提携している提携カードなどもあります。

最初に選ぶべきANAカードがどれかはこちらで説明していますので、ぜひ読んでください。

さらに、上級者になると、より同じ買い物で多くのマイルを貯めるためのテクニックがあります。しかし、初めてであれば、まずは何も考えずにANAカードで支払うことから始めることをおすすめします。上級者のテクニックは、お店によって支払い方を変える必要があるので、慣れないうちから、色々と手を出すと、精神的に疲れてしまいますよ!

参考までに、より上級者を目指すためのテクニックを載せておきます。

ANAサービスを活用する

ANAのサービスを活用すれば基本的にはマイルが付きます。様々なサービスがありますが、その中の1つであるANAカードマイルプラス加盟店を利用するというのは、ANAマイルを貯める有効な手段です。

ANAカードマイルプラス加盟店と呼ばれる対象店でANAカードを使って支払うと、クレジットカード会社のポイントとは別に、さらに100円または200円(税込み)につき1マイルが貯まります。

意識して対象店を使えばより貯まりやすいですが、対象店を覚えていないといけないので、大変ですよね。

しかし、意識しなくとも常にANAカードで払っていれば、知らずのうちにマイルをもらうことができます。そのため、あまり詳しくないなら常にANAカードで支払うということが大事です。

ANAカードマイルプラス加盟店はこちらから探すことができます。

ポイントサイトで爆発的に貯める!

ポイントサイトを活用することは、爆発的に貯めることが可能な方法です。なぜなら、案件をこなすことで数百~数千マイルが一度で手に入れることができるからです。

案件は様々あり、サイトへの会員登録やクレジットカード発行、資料請求、アンケート回答、査定などがあります。

ただし、1案件は1度切りの場合が多いので、永続的に使える手段ではありません。

また、案件、特に資料請求や査定系のに申し込むと、少なからず電話などの連絡があったり、指定の場所に行き、その案件の説明を受けなければならないなど、達成するために手間と時間がかかるものも多いです。

さらに、単にポイント目当ての申し込みの場合、ポイント付与の対象外と見なされる可能性もあります。

とはいえ、本当にその案件を必要としており、サイトの登録やクレジットカード発行、資料請求をするような場合には、使わない手はありません。

もらえるポイントはそのポイントサイトのポイントなので、マイルに交換する手間は必要ですが、一度に大きなマイルを手に入れることができるチャンスです。

しかし、私の場合、会員登録や資料請求などの案件系はあまりやっていません。昔はやっていましたが、色々なところから連絡が来て煩わしいので控えています。やったとしてもクレジットカード発行するときに使うくらいです。

案件をこなすよりも、私のポイントサイトの利用の仕方は、ショッピングをするときとポイント交換の経由で使うくらいです。

例えば、ハピタスを経由して楽天市場で買い物をすることで、ハピタスのポイントが1%もらえます。ハピタスのポイントはTOKYUルートと呼ばれる交換ルートを使うことで交換レート75%でANAマイルに交換が可能です。

通常のクレジットカードのポイントも付くので、ハピタスを通すだけで、0.75マイルも多く獲得できることになります。

対象サイトは楽天だけでなく、様々あります。また、このようなサービスはハピタスだけでなく、他のポイントサイトにもあります。

それぞれのポイントサイトで還元率が異なるので、最もお得なところを利用できると良いですね!

私が利用しているポイントサイトは以下があります。

  • Gポイント
  • ドットマネー
  • ハピタス
  • モッピー
  • ポイントタウン
  • ファンくる

特にファンくるとTOKYUルートをうまく活用すると、かなりのペースでANAマイルを貯めることができます。

活用できればモバイルプラスも使う!

モバイルプラスという、月額300円支払うことで、Edy支払いによるマイル還元が通常の3倍になるサービスがあります。

通常200円ごとに1マイルなので、モバイルプラスを利用すると、200円ごとに3マイル獲得でき、マイル還元率は1.5%になります。

ただし、申し込み・利用にはドコモ・au・Softbankの3キャリアのいずれかを契約している必要があります。

モバイルプラスは、こちらでも説明していますが、JQ CARDエポスゴールドというクレジットカードを利用している人以外にはあまりおすすめできません。

理由は月額利用料に対して、還元率が少ないためです。

なお、モバイルプラスのためだけに、3キャリアに変更したり、維持することはおすすめできません。マイル獲得以上に出費が増え、損するだけです。

ちなみに、私はLINEモバイルを利用しているため、モバイルプラスは利用していません。

楽天証券と楽天カードで無条件で毎月貯める!

楽天証券と楽天カードを使うことで、ほぼ無条件で月250マイルを獲得することができます。

年間で3,000マイルと、そこまで大きなマイル数ではありませんが、無料で獲得できるので、やっておくべきかなと思っています。

そして、ANAマイラーが楽天カードを併用する理由がここにあると考えています。

その方法は、楽天証券で楽天カードを使って投資信託を購入するという方法です。

毎月50,000円までは、投資信託を楽天証券で楽天カードを使って購入することができます。これを利用して、毎月50,000円の投資信託を積立設定して、ある程度運用後、売却します。これで、毎月500ポイントの楽天ポイントが手に入り、投資信託の運用益も入ります。

楽天ポイント500ポイントは250マイルに交換できるため、月250マイルが無条件で手に入ります。

なお、投資信託の運用は損が出る場合もあるので、売り時には注意が必要です。逆に、保有期間をできるだけ小さくすれば、たとえ損が出たとしてもわずかで、ポイント還元で十分元を取ることもできます。

まとめ

  • 飛行機に乗ってANAマイルを貯めるのは限界がある
  • 日常の支払いをANAカードにするだけでマイルはどんどん貯まる
  • ANAサービスやポイントサイトを活用するとさらに貯まりやすい
  • 楽天証券で楽天カードを使って投資信託を購入すると無条件で月250マイルゲット!
この記事を書いた人

ユキヒト

キャッシュレス、ANA陸マイラー歴15年のサラリーマンブロガー。ズボラな性格なので、還元率やお得情報を常に追い続けることに、一時期疲れを感じ、最高率を求めない気軽なキャッシュレス生活を実践。それでも、マイルで何度も旅行。現時点でも、ビジネスクラスで2人でハワイ往復する程度はマイル保有中!キャッシュレス・マイラー歴は長いが、還元率やお得情報については、まだまだ勉強中。気軽なキャッシュレスの体現方法の他、最新のキャッシュレスやお得情報、また、興味のある投資や資産形成、最新家電・ガジェットなども発信しています。さらに、ブログ収益化も実験中で、目指すはセミリタイヤ!よろしくお願いします!Twitterフォローはこちら