キャッシュレスはどれを選ぶべき?初心者におすすめしたいキャッシュレスと考え方
キャッシュレスと一言で言っても、そのサービスの数はたくさんあります。
まさに乱立状態で、どれを選んだら良いかわからなくなります。
しかし、ここに来たあなたはラッキーかもしれません。
ネット上には様々な情報が流れており、あれがお得、これがお得など記事によって異なることがたくさん書かれています。
お得になるキャッシュレステクニックもたくさんあります。
別にそれらの記事が嘘を書いているわけではなく、そのキャッシュレスの使い方によっては、それがお得と言っているだけです。
でも、初めからそんな色々と言われても理解できるはずがありません。
この記事では難しいことは一切抜きで、これから始めるような初心者の人にとって、おすすめなキャッシュレスサービスや大切な考え方をシンプルに教えます。
この記事でわかること
- キャッシュレスの便宜上の種類
- それぞれの特徴
- おすすめのキャッシュレスと考え方
キャッシュレスの種類は便宜上5種類!
そもそも、キャッシュレスにはどんな種類があるでしょうか?
厳密に言うと誤っているのですが、実生活に即した分類イメージとしては下記となります。
- プリペイドカード
- デビットカード
- クレジットカード
- 電子マネー(FeliCa)
- QRコード決済(スマホ決済)
それぞれの特徴を簡単に説明します。
より詳しい分類などはこちらにもまとめています。(若干専門的な内容です)
→【完全解説】今さら聞けないキャッシュレス。結局一番おすすめなのはどれ?
プリペイドカード
前払い式のカードです。
有名どころでは、贈答用でよく使われるQUOカードがあります。
最近はVISAやMastercard、JCBなどのクレジットカードでよく目にする国際ブランドの付いたプリペイドカードも増えています。
例えば、VISA加盟店で使用できるKyashやバンドルカード、JCB加盟店で利用できるLINE Payカードがあります。
プリペイドカードは、あらかじめお金を入金(チャージ)して、その金額の範囲で使用するので、入金した金額以上に使いすぎてしまうことはなく安心です。
使いすぎが心配な人におすすめです。
デビットカード
即時払い式のカードです。
日本ではあまり馴染みがないので、イメージが沸かないかもしれませんが、決済と同時に、銀行口座から支払い金額が引き落とされるカードです。
J-DebitやVISAデビットが有名です。また、各銀行で発行されていることが多いです。
クレジットカードのように後からまとめて請求されることはないので、比較的に使用状況がわかりやすく、また、銀行口座にお金がなければ支払いができないので、クレジットカードのように、気づいたら金額が大変なことになっていたということもありません。
プリペイドカードのようにチャージするのは面倒だけど、使いすぎが怖いという人にはおすすめです。
クレジットカード
後払い式のカードです。
一定期間に使用した金額が支払日にまとめて請求されます。
銀行口座にお金がなくても、クレジットカードの使用限度額内であれば、購入ができます。
JCBやVISA、Mastercard(マスターカード)、AMEX辺りは日本でもよく目にします。
「これら=クレジットカード」と"とりあえず"思っていただければ良いと思います。(よく知っている人からすれば、怒られそうな乱暴な解釈ですが。)
現金を除けば、最も利用できる店舗が多く、海外でも使用できます。
クレジットカードによって、空港ラウンジが無料で使えたり、レストランが割引になったりと、様々な特典が付くことも特徴の1つです。
→クレジットカードの選び方を解説!メインカードの見直しや初めての方のおすすめカードを紹介!
電子マネー (FeliCa)
FeliCaってなんだ?と思われるかもしれませんが、代表的なものは、Suicaです。
他にも、関東私鉄のPASMO、JR西日本のICOCA、関西私鉄のPiTaPa、JR九州のSUGOCAを始めととする、交通系電子マネーやイオン系のWAON、セブンイレブン系のnanaco、楽天の楽天Edyなどの流通系電子マネーがあります。
一般的には電子マネーと呼ばれているものです。
交通系電子マネーは持っている人、使ったことのある人も多いのではないでしょうか?
カードをかざすだけで決済ができ、スムースで楽なのが特徴です。
先に入金するプリペイド型が多いので、こちらも使いすぎを防止でき、安心です。
コード決済(スマホ決済)
コード決済は、最近は過剰とも言えるようなブームになっています。
あらかじめコード決済サービスにチャージ(入金)、もしくは、クレジットカードなどを登録しておきます。
そして、スマートフォンの画面に表示したバーコードまたはQRコードを店舗側で読み取るか、店舗側のQRコードをスマートフォンで読み取って、決済します。
2018年末頃に開催されたPayPayの100億円キャンペーンで、一気に注目を浴びることになった、あの決済方法です。
代表的なサービスは、PayPayの他に、LINE pay、楽天ペイ、d払い、メルペイなどがあり、これ以外にも、ここでは挙げきれないほどの様々なサービスが乱立しています。
消費者側の決済が楽なのはさることながら、店舗側の負担が少ないことも特徴で、クレジットカードや電子マネーと違い、特別な機器を必要としない、店舗が支払う決済手数料が比較的安いなどの理由で、キャッシュレスで世界に出遅れている日本での普及が"異常に"期待されている決済方法です。
結局おすすめはどれか?
種類だけでも色々あるキャッシュレスです。
各社提供している決済サービスの数で言えば、挙げきれないほどの数があります。
一体どれを使えば良いのでしょうか?
答えは、ポイントが付けば、どれでも良いです。
どの決済方法であっても、大抵ポイントが付きます。ポイントが付く(割引でも良い)サービスであれば、どれを使っても良いです。
なぜポイントが付くことが重要なのかはこちらで説明しています。
→クレジットカードを使った節約術!今となっては、やらないともったいない!常識の家計節約術【必読】
とにかく、現金が一番最悪です。
初心者が気をつけるべき大切なポイント
どの決済方法を使っても構いませんが、初心者が気をつけるべき大切なことがあります。
そのポイントは2つです。
- 現金以外の決済方法を利用する
- 決済方法はなるべく1つに絞る
1つ目の「現金以外の決済方法を利用する」はポイントを得るためです。
中には、こうしたキャッシュレスは使いすぎが怖いという人もいるかもしれません。
しかし、キャッシュレスだからこそ、お金の管理ができるのです。便利な家計簿アプリを最大限に活用するにはキャッシュレスは不可欠です。
→クレジットカード払いは実は節約になる?簡単にできる家計管理を始めよう!
ただし、注意したいのは、「何が何でもキャッシュレスで支払わないといけない」とは思わないでください。
現金にしか対応していないお店ならば、現金で良いのです。
自分の使っている決済サービスがどのお店で対応しているか、どれがお得かを調べ始めると結構疲れることになります。
2つ目の「決済方法はなるべく1つに絞る」というのは、ポイントを効率よく獲得するために、初心者の人には意識してほしい点です。
複数枚のクレジットカードの使用や、SuicaもWAONもnanacoも使うといった色々な決済方法を使うことは、得られるポイントを分散させることになり、中々ポイントが貯まらなくなります。
1ポイントから支払いに使える場合はまだ良いですが、現金化や航空系マイル、景品と交換などの場合、最低使用ポイント数が決まっていることがあり、ある程度ポイントを貯める必要があります。
もし、普段あまり使わない決済サービスでポイントを得ても、次にその決済サービスを使うことがなく、結果的にポイントの有効期限が切れてしまうということも起こりえます。
そのため、メインで使う決済方法を決め、なるべくその方法で支払うことがポイント効率よく貯めるコツです。そして、節約になります。
あえておすすめを1つ挙げるなら
現金以外なら何でも良いとは言っても、何を使えば良いかわからないと思います。
あえて1つおすすめを挙げるとすれば、クレジットカードを使いましょう。
カードは今持っているものなら何でも良いですが、貯まるポイントが自分にとって使いやすいものを選びましょう。
クレジットカードをすすめる理由は、ポイントが貯まるのはもちろんですが、クレジットカードは利用できる店舗が、他のキャッシュレスに比べて、圧倒的に多く、海外でも使用できます。
また、光熱費などの固定費の支払いにも利用でき、1番集約しやすいキャッシュレスだからです。
→クレジットカードの選び方を解説!メインカードの見直しや初めての方のおすすめカードを紹介!
まとめ
- キャッシュレスの種類は便宜上5つ
- ポイントが付けば、どの決済サービスでもお得
- 現金が一番最悪
- まずは既に使用しているキャッシュレスをメインで使ってみよう!
- それでも決めきれないなら、クレジットカードがおすすめ!
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません