Amazonでおすすめのクレジットカードは?高効率カードは意外にもあのカード!【2020年版】
色々なものを購入できる便利なAmazon。利用している人も多いと思います。
もし、Amazonを多く利用するのであれば、Amazon利用時にポイントが多く貯まるクレジットカードを使いましょう。
ポイントの貯まり方が全然違います。
今回は、Amazonの支払いでお得な還元率の高いクレジットカードを比較してみました。
結論から言うと、おすすめは、Orico Card THE POINTです。
この記事でわかること
- Amazonの利用で還元率が高いクレジットカード
- ポイントをAmazon使いやすいクレジットカード
- ポイントの貯めやすさ、使いやすさを総合的に判断したおすすめのクレジットカード
- さらに、還元率を上乗せする方法
比較対象クレジットカードは還元率が高いと言われる6枚
今回、比較したクレジットカードはこちらの7枚です。
一般的にも還元率が高いと言われるクレジットカードやAmazonでお得と言われているクレジットカードです。
まずは純粋に還元率を比較
6枚のカードの年会費と還元率を比較してみます。
年会費は、いずれも無料、もしくは実質無料です。実質無料とは、1年間に1度でも利用があれば無料になるというものです。
還元率は、どのカードも通常利用で1%以上です。一般的なクレジットカードは0.5%還元なので、高い還元率と言えます。
通常の還元率に加えて、Amazon利用時にポイントが追加されるクレジットカードがあり、このようなクレジットカードで支払えば、さらに還元率が高くなります。
比較すると、キャンペーン期間中はJCB CARD Wが5.5%の還元率で、最も高くなります。
キャンペーン終了後のAmazon利用時の還元率でみると、Amazon Mastercard クラシック(プライム会員)とJCB CARD W、Orico Card THE POINTの3つが2%還元となり、最も高くなります。
Amazon Mastercard クラシック | Orico Card THE POINT | JCB CARD W | 三井住友カード デビュープラス | リクルートカード | VISA LINE Payカード | |
---|---|---|---|---|---|---|
年会費(初年度) | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
年会費(次年度以降) | 1,375円(税込) *1 | 無料 | 無料 | 1,375円(税込) *1 | 無料 | 1,375円(税込) *1 |
通常還元率 | 1% | 1% | 1% | 1% | 1.2% | 1% |
Amazon利用時還元率 | 通常会員:1.5% プライム会員:2% | 2% | 2% | 1.5% | 1.2% | 1% |
キャンペーン等適用還元率 | – | 3% | 5.5% | 3% | – | 3% |
*1 1年間に1度の利用で無料
Amazon Mastercard クラシック

Amazon Mastercard クラシックはAmazon公式のクレジットカードです。
年会費は初年度は無料、次年度以降は1,375円(税込)ですが、年1回以上の利用で無料になりますので、実質無料と言えます。
通常の還元率は1%と高く、公式なだけあり、Amazonの利用時にはさらに還元率が以下のように増えます。
追加還元率 | 合計 | |
Amazon通常会員 | +0.5% | 1.5% |
プライム会員 | +1.0% | 2.0% |
なお、プライム会員は、4,900円(税込)の年会費がかかります。
貯まるポイントは、Amazonポイントのため、そのままAmazon購入時に利用できるのもメリットと言えます。
Orico Card THE POINT

Orico Card THE POINTはオリコカードが発行しているクレジットカードです。
Orico Card THE POINTの通常の還元率は1%で、こちらも一般的に高いと言われています。
また、Orico Card THE POINTの場合も、Amazonの支払いで還元率をプラスする方法があります。
それは、オリコモールというサイトを経由して、Amazonで購入する方法です。
オリコモールとは、オリコカードが運営するサイトで、Amazonや楽天など様々なサービスをオリコモール経由で利用することで、追加のポイント還元が得らます。
Amazonの場合、オリコモールを経由するだけで、+1%で、通常のポイントと合わせて、2%の還元率になります。
Amazonのサイトに直接行かず、オリコモールを経由しなければならないという手間はありますが、実は、プライム会員でなくても、プライム会員がAmazon Mastercard クラシックを利用するのと同じ還元率になります。
さらに、Orico Card THE POINTの場合、入会6ヶ月間は、還元率が+1%になり、還元率が3%になります。
これは、Amazon Mastercard クラシックよりも高くなります!
JCB CARD W

JCB CARD Wは、JCBのプロパーカードの1つです。
少し特殊なカードで、入会条件として、39歳以下という年齢制限があります。
しかし、一般のJCBカードよりも多くの特典があります。
まず、年会費は無料です。
保有したまま40歳以降になっても、継続して無料で利用できます。
還元率は通常1%と、一般のJCBカードの2倍となっています。
また、JCB CARD Wの場合も、オリコモールのようなサイトがあります。Oki Dokiランドというサイトで、Oki Doki ランドを経由することで、Amazon利用時に+1%の合計2%になります。
さらに、JCB CARD Wも入会特典があります。入会3ヶ月間はポイントが4倍(2%還元)になります。
また、Amazon利用でポイントが10倍(5%還元)になるキャンペーンを実施しています。
なお、Amazon利用のキャンペーンは、2020年7月31日までの入会が必要で、Amazonの利用期間は、2020年8月31日までとなっています。
このキャンペーンと、Oki Dokiランド経由のポイント増量を組み合わせることで、最大ポイントが11倍(5.5%還元)になります。
5.5%になるのは短期間ですが、通常でもかなりお得なカードで人気もあります。
三井住友カード デビュープラス

三井住友カード デビュープラスは、三井住友カードが発行しているクレジットカードです。
JCB CARD Wに似ている部分があり、入会条件に25歳以下という年齢制限があります。初めてクレジットカードを作る方向けのクレジットカードです。
こちらも、年会費は初年度無料です。次年度以降は1,375円(税込)がかかりますが、年1回以上の利用で無料となるため、実質無料と言えます。
ポイントがずっと2倍(1%還元)付くという特典があり、他の三井住友カードよりもお得になっています。
三井住友カードにも「ポイントUPモール」という経由するだけで、ポイントがもらえるサイトがあります。
ポイントUPモールを経由してAmazonを利用することで、+1ポイント(0.5%還元)になり、通常分と合わせて、1.5%還元にすることができます。
また、三井住友カード デビュープラスも入会キャンペーンを行っており、入会後3ヶ月はポイントが5倍になる特典があります。
このキャンペーンとポイントUPモールを組み合わせることで、最大3%還元にすることができます。
リクルートカード

リクルートカードは還元率が高いことで有名なクレジットカードです。
年会費が無料でありながら、通常還元率が1.2%とトップクラスの還元率になります。
紹介した他のクレジットカードのような、Amazon利用時にポイントが追加でもらえるようなサービスはありません。
しかし、楽天Edyへのチャージでクレジットカードのポイントが付くので、楽天Edyへチャージし、Amazonの支払いを楽天Edyですることで、0.5%の楽天ポイントを付けることができます。これを使うことで、1.7%還元と考えることもできます。
ただし、他のクレジットカードと比較すると、Amazon利用に関しては、そこまで高い還元率ではありません。
VISA LINE Payカード

VISA LINE Payカードは、今話題のクレジットカードとも言えます。
なぜなら、2021年4月30日までは還元率が3%と、他のクレジットカードではありえない高還元になっているためです。
しかも、年会費は初年度無料です。次年度以降は1,375円(税込)がかかりますが、年1回以上の利用で無料のため、実質無料と言えます。
2021年4月30日以降の還元率は1%で、Amazon利用により還元率が高くなることもないので、2021年4月30日までの期間限定での利用にはおすすめです。
継続的にAmazon利用時の還元率を重視するのであれば、別のクレジットカードにするべきでしょう。
貯めたポイントをAmazonで使うことを考えると?
Amazonを使うからAmazonでお得になるクレジットカードを探していると思います。そのため、貯めたポイントもAmazonで使えると嬉しいのではないでしょうか?
クレジットカードを選ぶときは、ポイントの出口を考えろとよく言います。いくら還元率が良くても、貯めたポイントが使いにくければ意味がありません。
Amazon重視でクレジットカードを選ぶなら、Amazonでポイントを消化しやすいカードにするのも1つの方法です。
単に還元率ではなく、貯まったポイントをAmazonで利用するということを考えると、また別の見え方が出てきます。
まとめると以下になり、Amazon利用でポイントを貯めて、ポイントをAmazonで利用するなら、「Amazon Mastercard クラシック」か「Orico Card THE POINT」が最も効率が良いです。
Amazon Mastercard クラシック | Orico Card THE POINT | JCB CARD W | 三井住友カード デビュープラス | リクルートカード | VISA LINE Payカード | |
Amazon利用時還元率 | 通常会員:1.5% プライム会員:2.0% | 2.0% | 2.0% | 1.5% | 1.2% | 1.0% |
ポイント利用レート | 100% | 100% | 70% | 100% | 0% | 100% |
ポイント利用効率 | 通常会員:1.5% プライム会員:2.0% | 2.0% | 1.4% | 1.5% | 0.0% | 1.0% |
利用方法 | Amazonポイント利用 | オリコポイントをAmazonギフト券に交換 | Oki Dokiポイント利用 (1ポイント=3.5円) | VポイントをAmazonギフト券に交換 | Amazonでの利用方法なし(なくなる・・) | ポイントの現金化 |
Amazon利用時還元率は、前章で説明したAmazonを利用したときの還元率で、キャンペーンは除いた通常時の還元率です。
ポイント利用レートとは、貯めたポイントをAmazonで使う場合の価値レートです。100%は等価で利用可能、つまり、1円相当のポイント=1円となります。
ポイント利用効率とは、Amazon利用時還元率×ポイント利用レートで計算され、ポイントを効率よく貯め、そのポイントの価値を落とさずに利用できるかを表しています。
つまり、利用効率が高い程、お得ということになります。
「Amazon Mastercard クラシック」はプライム会員の場合、2%の利用効率になります。しかし、プライム会員になるには、年会費がかかります。
一方で、年会費などの維持費がかからないにもかかわらず、「Orico Card THE POINT」は2%という高い利用効率になっています。
例を用いると、Amazonで50,000円の買い物をした場合、2%還元のため、1,000ポイント得ることができます。この1,000ポイントは1,000円分のAmazonギフト券に交換し、Amazonで利用することができます。
還元率自体は高い「JCB CARD W」ですが、利用効率で見ると1.4%と高くありません。
これは、Amazon利用の場合、1Oki Dokiポイント=3.5円にしかならないためです。(1Oki Dokiポイントの価値は、通常5円)
例えば、先ほどと同じAmazonで50,000円の買い物をした場合、1,000円につき4ポイントのOki Dokiポイントが付きます。つまり、200Oki Dokiポイント(=1,000円相当、2%還元)です。
しかし、AmazonでOki Dokiポイントを利用する場合、1Oki Dokiポイント=3.5円のため、700円分にしかなりません。
同じ50,000円分で獲得したポイントですが、「Orico Card THE POINT」と「JCB CARD W」では、300円分もの差が出てしまいます。

リクルートカードはポンタポイントをdポイントに交換し、dポイントをdカード プリペイドにチャージすることで、Amazonでもポイントを使うことができました。
しかし、ポンタポイントからdポイントへの交換は2020年9月30日(水) 23:30で終了することが発表されております。
VISA LINE PayカードのLINEポイントは現金化することでAmazonでも利用することができるようになります。しかし、利用効率は1%と低いです。
以上より、ポイントの使いやすさも考慮したおすすめは、「Orico Card THE POINT」になります。
ポイントはAmazon以外で利用するのであれば、「JCB CARD W」もおすすめです。
どのクレジットカードでも還元率を+0.5%上乗せできる!
実は、どのクレジットカードでも還元率を+0.5%上乗せする方法があります。
そのため、説明したAmazon利用時還元率から、さらに+0.5%できると思ってOKです。
ただし、プライム会員限定です。
その方法は、Amazonのキャンペーンを活用することです。

キャンペーンの詳細
- 付与率:1回5,000円以上のご購入ごとに0.5%
- 条件
- クレジットカードでのAmazonギフト券チャージタイプの購入が対象
※コンビニ・ATM・ネットバンキング払い・電子マネー払いは対象外 - Amazonプライム会員限定
- 要エントリー ※エントリーはこちらから!
- 1回のチャージで5,000円以上購入
- アカウント開設後、最初のお買物から30日以内のAmazonアカウントは対象外
- クレジットカードでのAmazonギフト券チャージタイプの購入が対象
- 期間:2020年2月14日(金)00時00分~終了日未定
- 付与上限:原則なし
- 付与時期:毎月中旬
注意したいのは、Amazonプライム会員限定、要エントリーと1回5,000円以上のチャージが必要という点です。
まとめ
- Amazonでポイントをクレジットカードは「Amazon Mastercard クラシック(プライム会員)」と「JCB CARD W」、「Orico Card THE POINT」
- Amazonでポイントの消化しやすさも考えると、「Amazon Mastercard クラシック」か「Orico Card THE POINT」
- Amazon Mastercard クラシックは、プライム会員だとお得だが、年会費がかかる
- 最も貯めやすく、ポイントを使いやすいのは「Orico Card THE POINT」
- Amazonのキャンペーンを利用すると+0.5%の還元率を上乗せできる
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