JQエポスゴールドはANAマイルが爆速で貯まるクレジットカード!?
JQ CARDエポスゴールドというクレジットカードがあります。
エポスカードの1つですが、JR九州と提携しているJQ CARDエポスのゴールドカードとなります。
実は、このJQ CARDエポスゴールドはANAマイルを貯めている人におすすめなカードです!
- JQ CARDエポスゴールドがANAマイラーにおすすめな理由
- ANAマイルを効率的にためる方法
- JQ CARDエポスゴールドのおすすめの使い分け方
この記事でわかること
JQ CARDエポスゴールドは還元率が高い!
なぜANAマイルを貯めている人にもおすすめなのかというと、JQ CARDエポスゴールドはポイント還元率が高いためです。
JQ CARDエポスゴールドの最大マイル還元率は1.75%となっており、通常のANAカードのマイル還元率1.3%よりも高くなります。
詳細は後述していきます。
なお、還元率に限らず、JQ CARDエポスゴールドの基本的な情報はこちらで紹介していますので、こちらもご参照ください。
2つのワザをフル活用して還元率を上げろ!
JQ CARDエポスゴールドは通常の買い物の還元率は0.5%です。これ自体は一般的なクレジットカードと同じ水準であり、還元率が高いと呼ばれる楽天カードなどと比較すると低いです。
しかし、JQ CARDエポスゴールドには以下2つのサービスが付帯しており、これにより還元率を引き上げることができます。
- 選べるポイントアップショップでポイントが3倍
- 利用金額に応じてもらえるボーナスポイント
それぞれの詳細を説明します。
選べるポイントアップショップ
選べるポイントアップショップというのは、自分がよく利用するショップを登録することで、そのショップでの支払いではポイントが3倍になるというサービスです。ショップは最大3つ選択することができます。
ポイント3倍というのは、通常が0.5%還元のため、1.5%還元になるという意味です。
対象ショップは300以上あり、その中には、スーパーやドラッグストアだけでなく、東京電力など電力会社やJRなどもあります。
利用額が多いものを設定するべきですが、毎月額が大きい固定費などは特におすすめの1つです。
また、モバイルSuicaも対象ショップのため、モバイルSuicaへのチャージも1.5%になります。Suicaの活用も積極にしていきたいところです。
対象ショップの例を挙げると以下のショップです。
- マルイ
- アミュプラザ
- ドン・キホーテ
- 三井アウトレットパーク
- イオン
- イトーヨーカドー
- ウエルシア薬局
- クイーンズ伊勢丹
- サミットストア
- サンドラッグ
- スギ薬局
- 成城石井
- セイジョー・ココカラファイン
- 西友
- セブンイレブン
- ダイエー
- ファミリーマート
- マツモトキヨシ
- マルエツ
- ライフ
- ローソン
- 朝日新聞
- 電力会社(沖縄、関西、九州、四国、中国、中部、東京、東北、北海道、北陸)
- OsakaMetro
- JR(九州、東海、西日本、東日本)
ここには書ききれないので、詳細はこちらの公式ページを参照ください。
利用金額に応じてもらえるボーナスポイント
年間の利用額に応じてボーナスポイントももらえます。
もらえるボーナスポイントは以下の通りです。
年間利用額 | ボーナスポイント |
50万円以上 | 2,500ポイント |
100万円以上 | 10,000ポイント |
他のウェブサイトでは、よく100万円利用で還元率+1%と書かれていますが、これは上記のボーナスポイントを反映した場合です。通常分の0.5%と合わせて、1.5%還元になります。
また+1%と書いてしまうと誤解されやすいのが、100万円以降も利用するほど+1%還元が得られるように錯覚してしまうことです。しかし、年間100万円利用時に1度だけ10,000ポイントがもらえるだけのため、100万円以降JQ CARDエポスゴールドを使い続けても還元率は通常の0.5%で、あまりメリットはありません。
つまり、JQ CARDエポスゴールドの年間利用額は、できる限り100万円で止めるべきなのです。
JQ CARDエポスゴールドのメリットを最大限引き出せ!
選べるポイントアップショップとボーナスポイントを組み合わせることで、最大2.5%還元率と考えることができます。
例えば、選べるポイントアップショップで年間利用額100万円の場合です。
この場合、まず選べるポイントアップショップで還元率が3倍なので1.5%還元となり、100万円の1.5%なので、15,000ポイントを得ることができます。
さらに、ボーナスポイント10,000ポイントがもらえるので、合計で25,000ポイントになります。100万円利用で25,000ポイントなので、2.5%となります。
この例は、100万円利用分のすべてが選べるポイントアップショップの場合です。いくら選べるポイントアップショップの対象ショップが多いとはいえ、なかなかすべての利用額を選べるポイントアップショップにするのは難しいでしょう。
どのくらい選べるポイントアップショップの利用額があればお得なのかはこの後説明していきます。
ANAマイルへの交換はJQセゾンルートで!
JQ CARDエポスゴールドでもらえるポイントはJRキューポというJR九州のポイントです。そのため、ANAマイルにするには交換する必要があります。
通常の交換方法として、エポスポイントから交換する方法があります。
まずJRキューポをエポスポイントに交換します。そして、このエポスポイントをANAマイルに交換します。
JRキューポからエポスポイントへの交換は交換レート100%で、エポスポイントからANAマイルへの交換はJQ CARDエポスゴールドの場合、交換レート60%となります。
すなわち、JRキューポからANAマイルへの交換レートは60%です。
先ほどの例の年間100万円利用、選べるポイントアップショップ利用で、25,000JRキューポを交換した場合、交換レート60%のため、15,000マイルになります。マイル還元率で考えると100万円利用で15,000マイルなので、1.5%還元となります。
一般的なANAカードのマイル還元率が1.3%(VISAカードでマイペイすリボ利用時)なので、1.5%でも十分高いのですが、もっと高効率で交換することができます。
それが、JQセゾンルートを使う方法です。
JQセゾンルートを使うとJRキューポを70%の交換レートでANAマイルに交換することができます。通常の交換よりも10%分も多くなります!
JRキューポを永久不滅ポイントに交換し、永久不滅ポイントをANAマイルに交換します。
JRキューポから永久不滅ポイントへは交換レート100%で、永久不滅ポイントからANAマイルには交換レート70%で交換できるので、JRキューポからANAマイルには交換レート70%となります。
ただし、JRキューポから永久不滅ポイントへの交換には、「JQ CARD セゾン」というクレジットカードが必要で、永久不滅ポイントからANAマイルへの交換にも「みずほマイレージクラブカード/ANA」というクレジットカードが必要となり、少々手間はかかります。
先ほどの25,000JRキューポの場合、JQセゾンルートを使ってANAマイルに交換すると17,500マイルとなり、通常の交換よりも2,500マイルも多く交換ができます。マイル還元率で考えると、100万円利用で17,500マイルのため、1.75%となります。
JQ CARDエポスゴールドでANAマイルを貯めると、ANA VISAカードのマイル還元率が1.3%のため、0.45%も多く貯めることができるのです!
JQ CARDエポスゴールドを最大限活用するコツ
ANAマイルを貯めているANAマイラーがこのJQ CARDエポスゴールドをどのように活用すれば良いかを説明していきます。
結論から言うと、活用のポイントをまとめると以下になります。
- JQ CARDエポスゴールドの年間の利用額は100万円ぴったりを目指す
- できる限り、選べるポイントアップショップで利用する
- JRキューポからの交換はJQセゾンルートを使う
まず、先述の通り、ボーナスポイントをもらうためには100万円利用しなければなりません。そして、これは100万円を超えて利用し続けても意味はありません。できる限り、100万円ぴったりに近づけるのがコツです。
また、100万円の利用額の内、できる限り、選べるポイントアップショップで利用することがコツの2つ目です。選べるポイントアップショップでの利用は、ボーナスポイント分と合わせて最大2.5%還元となるためです。
年間利用額100万円というのは、月で約85,000円程度です。
私のおすすめは、毎月安定的な支払いがあり、支払額の大きいものを選べるポイントアップショップに登録することです。例えば、電気料金や携帯電話料金などの固定費はおすすめの1つです。
ただ、これだけでは、せいぜい2万円程度で月85,000円には到達できないと思います。
そこで、おすすめはモバイルSuicaです。モバイルSuicaへのチャージも選べるポイントアップショップの対象です。
そこで、モバイルSuicaへチャージし、普段の買い物をモバイルSuicaでしてしまうのです。交通費はもちろん、食料品や日用品の買い物などできる限りモバイルSuicaで支払います。
こうすることで、実は簡単に月85,000円を達成でき、年間利用額100万円を達成できてしまいます!
とはいえ、そううまくいかないよという方もいると思います。月85,000円の支払いの内、すべてを選べるポイントアップショップの対象ショップで利用できない人でも、JQ CARDエポスゴールドの利用価値はあります。
例えば、ANA VISAカードのマイル還元率1.3%を超えることができれば、JQ CARDエポスゴールドを利用したほうが良いでしょう。
では、そのANA VISAカードの1.3%を超える場合とはどういう場合なのかですが、計算してみると、年間100万円の内36%以上が選べるポイントアップショップでの利用であれば、JQ CARDエポスゴールドを利用したほうがお得になります。
36%とは、金額に直すと、年間36万円です。月でいうと3万円です。(年間利用額100万円の残りの64万円は選べるポイントアップショップである必要はありません)
月3万円だとかなりハードルが下がったのではないでしょうか?固定費とちょっとだけ日常使いすれば、月3万円は超えられますね!
この計算は、100万円の内、選べるポイントアップショップでの利用額とそれ以外の利用額の割合を変化させたときに獲得できるポイントが、ANA VISAカードの1.3%を超える点がどこかを計算すれば求めることができます。
それをグラフにすると以下になります。
このグラフは、JQ CARDエポスゴールドで年間100万円ぴったりの利用の場合に、年間利用額に対する選べるポイントアップショップの利用額の割合とマイル還元率の関係を表しています。横軸が年間利用額に対する選べるポイントアップショップの利用額の割合で、縦軸がマイル還元率です。そして、青線がJQ CARDエポスゴールドを利用した場合のマイル還元率で、赤の横線は参考として描いているANA VISAカードのマイル還元率(1.3%)です。
そして、貯めたJRキューポはJQセゾンルートでANAマイルに交換することで、ANA VISAカードよりも効率的にANAマイルを貯めることができます。
ところで、100万円を超えてJQ CARDエポスゴールドを使うのは意味がないと書きましたが、100万円以降はどうすれば良いのかというと、ANA VISAカードで支払うというのが答えです。
JQ CARDエポスゴールドは100円以降使い続けても還元率0.5%です。これはマイル還元率にすると0.35%です。(JQセゾンルートを利用した場合)
これに対し、ANA VISAカードは1.3%です。
まとめ
- JQ CARDエポスゴールドは還元率が高いのでANAマイルを貯めている人におすすめ
- 選べるポイントアップショップとボーナスポイントを活用すれば、マイル還元率は最大1.75%
- 年間利用額は100万円ぴったりを目指すと最も還元率が高くなる
- JRキューポからANAマイルへの交換は交換レート70%のJQセゾンルートを使う
- 年間利用額100万円の内、36万円を選べるポイントアップショップで利用できれば、ANA VISAカードよりもお得
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