LINE Payの支払いでクレジットカードのポイントはつく?LINEポイントのおすすめの使い道も解説!

2021年3月7日

LINE Payの支払いでクレジットカードのポイントを付けられればいろいろお得になりそうですが、ポイントを付けることはできるのでしょうか?

また、LINEポイントは付くのでしょうか?

この記事でわかること

  • LINE Payの支払いにクレジットカードは使えるか?
  • クレジットカードのポイントは付くか?
  • LINEポイントは付くか?
  • VISA LINE Payカードによるポイントの付き方
  • LINEポイントのおすすめの使い道

クレジットカードのポイントは付かない

LINE Payはクレジットカードによるチャージはできません。

そのため、クレジットカードのポイントも当然つけることができません。

LINE Payにクレジットカードの登録はできますが、この登録はLINE Payの支払いには使えず、LINE MOBILEやLINE STOREなどのLINEサービスの支払いのみに利用できます。

LINEサービスの支払いで登録したクレジットカードを使用した場合は、そのクレジットカードのポイントは付きます。

クレジットカードチャージについては、こちらにも詳しく書いていますので、ぜひご覧ください。

VISA LINE Payなら紐づけて利用できる

LINE Payでクレジットカードを利用することは基本出来ませんが、唯一紐づけて利用できるクレジットカードがあります。

これが、新しく登場したVISA LINE Payカードです。

VISA LINE PayカードならLINE Payに登録し、「チャージ&ペイ」の設定を行うことで、LINE Pay利用時にVISA LINE Payカードで支払うことができます。

ただし、この場合も、VISA LINE Payカードの3%還元は受けられません。

もらえるのはLINEのマイランクに基づくポイントです。

マイランクは、過去6か月の獲得ポイント数で決まり、それぞれのランクごとに還元率が異なります。

また、還元率とは別に、特典クーポンももらえますが、これもランクごとにもらえる枚数が異なります。

ランクと特典内容は以下のようになっています。

過去6ヶ月の
獲得ポイント数
(各ランクに必要なポイント)
チャージ&ペイ
還元率
特典クーポン
レギュラー01%1枚
シルバー1001.5%3枚
ゴールド5002%6枚
プラチナ50003%10枚

プラチナになるには?

最も還元率が高いプラチナですが、過去6ヶ月の獲得ポイント数は5,000と大きいです。

しかし、実はそんなに難しくはありません。

VISA LINE Payカードで支払えば3%のポイントが付きます。

つまり、約167,000円を支払うと5,000ポイントになります。

6ヶ月で167,000円なので、1ヶ月あたり約28,000円の支払いとなります。

光熱費などの固定費と普段の買い物をVISA LINE Payカードで支払えば、6ヶ月後には実は簡単にプラチナになることができます。

あらゆる支払いをVISA LINE Payカードに集約させれば、1~2ヶ月でプラチナになれるかもしれません。

注意いただきたいのは、マイランクがプラチナ未満の間は、チャージ&ペイで支払った時のポイント還元率は3%にならないので、毎月28,000円支払ってもポイント数が5,000に到達しない可能性はあります。

ちなみに、現時点でLINE Payを使用してポイントを得るには、VISA LINE Payカードが必須となっています。

残高払いではポイントが付かなくなっています。

還元率3%でも、お得ではない人も!?

VISA LINE Payカードの支払いやプラチナランクのチャージ&ペイは還元率が3%となっています。

3%というのは一般的にはとても高い還元率です。

例えば、ポイントが貯めやすいと言われている楽天カードでも通常の還元率は1%です。

還元率が高いと言われるリクルートカードは1.2%、REX CARDも1.25%と、3%と比較すると半分以下です。

しかし、必ずしも3%だからVISA LINE Payカードを使うべきかというとそうでもありません。

例えば、航空系マイルを貯めている場合です。

航空系クレジットカードには、支払い額の1%のマイルを貯められるものがあります。

マイルの価値は、特典航空券と交換することで、1マイル2円以上の価値にすることができます。

ファーストクラスの特典航空券に交換することで、1マイル10円の価値にすることもでき、還元率で言えば、10%と捉えることもできます。

つまり、航空系マイルを貯めている人にとっては、特典航空券を利用することで還元率3%以上の価値を得ることもできます。

そのため、VISA LINE Payカードにこだわる必要はないかもしれません。

ANAマイルが貯まるクレジットカードについてはこちらにも記載しています。

LINEポイントを貯めてもメリットない人も!

VISA LINE Payカードを利用することで、LINEポイントが貯まりやすくなります。

しかし、いくら還元率が高いからとはいえ、LINEポイントを貯めてもメリットがない人もいます。

私は、よくクレジットカードを選ぶ際のアドバイスで、貯めたポイントの出口戦略が重要と言っています。

つまり、貯めたポイントを何に使うか?ということです。

どんなに還元率が良いカードでも、そのポイントを使えなければ何も意味がありません。

VISA LINE Payカードの場合、LINEポイントが貯まるわけですが、そのLINEポイントは何に使用できるでしょうか?

LINEポイントの使い道

LINEポイントは以下の使い道があります。

  • スタンプ/着せ替えコンテンツとの交換
  • LINEギフト
  • LINEデリマ
  • LINE MUSIC
  • LINE STORE
  • LINE MOBILE
  • LINE証券
  • LINE Pay

上記の通り、LINEのサービスで利用することになります。

LINEサービスを多く活用している人にとっては、LINEポイントの使い道に困ることはないでしょう。

正直、あまりLINEデリマとか使っていないという人にとっては、LINEポイントの使い道に悩むかもしれません。

では、どういう使い方が良いのでしょうか?

おすすめの使い方を教えます。

LINEポイントのおすすめの使い道

私のおすすめの使い道は以下の2つです。

  • LINE証券
  • LINE Pay

LINE証券を経由することで現金化できる!

LINEポイントを使ってLINE証券に入金することができます。

LINEポイントは1ポイントから利用することができます。

1ポイント=1円として入金されます。

その後、LINE証券からLINE Payに出金を行います。

手数料はかかりません。

なお、LINE証券から直接銀行口座に出金することもできますが、この場合は、手数料として220円が必要です。

LINE Payに出金した後は、LINE Payから銀行口座に送金をすることで、安く現金化することができます。

LINE Payからの出金には2通りあり、登録口座への出金と口座番号を指定して送金(振込)する方法です。

登録口座への出金は手数料が220円ですが、口座を指定して送金した場合は176円と若干安くなります。

そのため、口座番号を指定した送金がおすすめです。

LINE証券経由

現金化をおすすめする理由は、現金化した資金をまたVISA LINE Payカードやチャージ&ペイの支払いに利用することができます。

つまり、3%還元をさらに受けられるためです。

とはいえ、LINE Payから銀行口座に送金するのに176円の手数料がかかります。

もし、176円の送金手数料の元を取ろうとするならば、一度の送金金額を5,867円以上にします。

こうすることで、5,867円をVISA LINE Payカードで支払った時に、3%分の176円分のポイントを得ることができます。

現金化については以下に詳しく書いています!ぜひ読んでみてください!

面倒なことはせず、そのままLINE Payとして使う!

先ほどのLINE証券を経由する方法を使わなくても、LINEポイントはLINE Pay残高として、LINE Payの支払いに利用できます。

ただし、LINEポイントをLINE Payの支払いに利用した場合は、ポイント還元の対象外です。

その分、LINE証券を経由した現金化の方が、手間はかかりますが、お得度は高いと言えます。

LINE Pay支払い時にLINEポイントを使用するには、QRコードが表示されている画面のLINEポイントのチェックを入れます。

コード画面の設定

また、プリペイドのLINE Payカード(JCBブランドのカード)でもポイントを使うことができます。

LINE PayカードならJCBのクレジットカードが使用できる店舗で支払いできるので、利用できる店舗も多くポイント消費がしやすいです。

LINE Payカードの設定

LINE PayカードでAmazonギフト券もアリ!

プリペイドタイプのLINE PayカードでLINEポイントが使えることを利用して、Amazonギフト券を購入するのもアリだと思います。

LINE PayカードをAmazonでクレジットカードとして登録することで、Amazonの買い物でLINE Payカードが利用できます。

それを利用して、Amazonギフト券をLINEポイントで購入します。

メリットは、AmazonのキャンペーンでAmazonギフト券をクレジットカードで購入すると0.5%のAmazonポイントがもらえることです。

プライム会員限定かつ5,000円以上の購入ではありますが、普通にAmazonで購入するよりもギフト券を購入してから、商品を購入した方が少しだけお得になります。

Amazonギフト券で0.5%ポイントが貯まる!

まとめ

  • LINE Payはクレジットカードチャージはできないため、ポイントも付かない
  • VISA LINE PayカードはLINE Payに紐づけて利用できる(チャージ&ペイ)
  • チャージ&ペイのポイント還元率はマイランクによって異なる
  • ポイントの使い道はLINEサービスでの利用が基本
  • LINEポイントは、LINE証券を経由した現金化がお得!
  • LINE Payの支払いにポイントを利用することもできる
  • LINE Payカードを利用してAmazonギフト券を購入するのもアリ
この記事を書いた人

ユキヒト

キャッシュレス、ANA陸マイラー歴15年のサラリーマンブロガー。ズボラな性格なので、還元率やお得情報を常に追い続けることに、一時期疲れを感じ、最高率を求めない気軽なキャッシュレス生活を実践。それでも、マイルで何度も旅行。現時点でも、ビジネスクラスで2人でハワイ往復する程度はマイル保有中!キャッシュレス・マイラー歴は長いが、還元率やお得情報については、まだまだ勉強中。気軽なキャッシュレスの体現方法の他、最新のキャッシュレスやお得情報、また、興味のある投資や資産形成、最新家電・ガジェットなども発信しています。さらに、ブログ収益化も実験中で、目指すはセミリタイヤ!よろしくお願いします!Twitterフォローはこちら