いよいよスタートするJPQR。利用者側の対応は?
いよいよ8/1から始まるJPQR
最近ニュースで多く見るようになりましたが、
一体何なのでしょうか?
「また新しいコード決済?」
「どういうのかはわかるんだけど、利用者からすると何をしたら良いの?」
と思われている方に、簡単に書いてみます
そもそもJPQRってなに?
JPQRとは、
「一般社団法人キャッシュレス推進協議会」が策定したコード決済の統一規格です。
LINE payやOrigami Pay、d払い、au PAY、PayPay などなど、
今は様々なコード決済が乱立しています。
このような乱立状態は、導入事業者や消費者にとって混乱を招き、
普及の妨げになるとして、1つにまとめようという取り組みです。
例えば、LINE payとd払い、Origami Payを導入しているお店があるとします。
今の場合、このそれぞれのQRコードを店舗に置かなければなりません。
つまり、3つのQRコードを置くことになります。
しかし、JPQRを導入すれば、それが1つで済むのです。
そのため、最初の疑問である「また新しいコード決済?」
という問の答えはNOです。
新たなPayサービスが増えるのではなく、
増えて混乱しないように複数のコード決済をまとめるものになります。
JPQRのスタートはいつ?どこで?サービスは?
スタートは8/1から、普及事業として、
4県(岩手県、長野県、和歌山県、福岡県)で始まります。
この普及事業に参加する決済サービスは以下の通りで、
それぞれ開始時期が異なります。
- ORIGAMI Pay(8/1~)
- J-Coin Pay (8/1~)
- メルペイ (8/1~)
- au PAY(10/1~)
- ゆうちょPay (10/1~)
- YOKA!Pay (10/1~)
- d払い(開始時期未定)
- LINE Pay (開始時期未定)
- PayPay ※CPM(利用者提示型)のみ対応
なお、消費者がスマートフォンにコードを表示して、
店舗側で読み取るCPM方式では、
8/1午前3時に全国で切り替わります。
8/1時点で対応するサービスは、以下の通りです。
- au PAY
- 銀行Pay(OKIPay、はまPay、ゆうちょPay、YOKA!Pay)
- メルペイ
- LINE Pay
- 楽天ペイ(アプリ決済)
- りそなウォレット
利用者側での対応は?
では、利用者側(消費者側)での対応はどうしたら良いのでしょうか?
結論から言うと、
現時点では特にありません。
いつも通り、店員に○○payで支払いますと伝えて、
そのアプリを起動し、支払ってください。
可能性としては、アプリのアップデートはあるかもしれませんが、
大きな負担になるようなことはないはずです。
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