二重取りできるKyashがIC対応!?EMVコンタクトレス(NFC Pay)も!?【VISAタッチ】
Kyashがやってくれた!
Kyashが2020年初旬頃に新しいカードを発行するようです。
そもそもKyashとは?
Kyashは、VISAブランドのプリペイドカードです。
プリペイドカードなので、通常はチャージが必要ですが、このKyashでは、クレジットカードをチャージ元に設定しておくことで、オートチャージができ、クレジットカードのように使用できます。
よくある残高がいくら以下になったら、いくらチャージなどのオートチャージではなく、決済時に不足していた場合は、その不足分をクレジットカードから自動チャージされ、支払われます。
つまり、残高を持つ必要がなく、まるでクレジットカードのように使用できるわけです。
これの何が良いかというと、Kyashは支払額に応じて、1%のポイント還元があります。
これに加えて、紐付けているクレジットカードのポイントも貯まるので、ポイントの二重取りができるメリットがあります。
公式サイトは、こちらになります。
新しく提供されるカードは何がすごい?
まだ、新しいカードが発行されるということしか発表はありませんが、そのWebサイトから、いくつか予測ができます。
すごいところ1つ目:IC対応!
まずは、ICに対応すると見られます。
Webサイトのイラストを見ると、カード表面にIC端子が描かれています。
IC対応とは、実際のクレジットカードを見ると、表に金色の端子があると思いますが、これのことです。
IC対応するということは、暗証番号入力で決済が可能になるということです。
今までのKyashは磁気ストライプ(黒い帯のやつ)でカード情報を読み取っているのですが、磁気ストライプで決済をする場合、本人認証は基本的にサインになります。
結構面倒です。
ICに対応した背景は、おそらく改正割賦販売法によるIC義務化への対応と推測できます。
磁気ストライプ方式のカードは、セキュリティレベルが低く、簡単に偽造されてしまうという欠点があります。
そこで、IC義務化にすることにより、2020年3月までに、より偽造されにくいICへ移行して行く方針になっています。
また、これまで、不正利用による被害はカード発行会社が負担しておりましたが、今後は、IC対応以外のカード決済による不正利用は、加盟店(店舗)側が責任を負うことになります。(ライアビリティシフト)
つまり、磁気ストライプによる決済は、店舗側から嫌がられる要因になります。
これまで、磁気ストライプしかなかったKyashは不利な立場になるわけです。
すごいところ2つ目:VISAタッチ(EMVコンタクトレス)にも対応!?
次にすごいところは、こちらもWebサイトのイラストからの推測ですが、VISAタッチ(EMVコンタクトレス、NFC Pay)に対応することが考えられます。
これにより、クレジットカードのタッチ決済が可能になります。
VISAタッチ(EMVコンタクトレス、NFC Pay)のメリットなどはこちらも読んでいただけるとありがたいです。
カードをタッチするだけで決済が完了するだけでなく、煩わしいサインや暗証番号までもが不要になります。
※一定金額を超える場合は暗証番号が必要です。
しかも、KyashがEMVコンタクトレスに対応するということは、EMVコンタクトレスに対応していないクレジットカードも、Kyashに紐付けることで、EMVコンタクトレス化が可能になる!ということを意味しています。
いつから発行開始?
具体的な提供開始日はまだ発表されていません。
これは情報が解禁になるのを待つしかありません。
情報をいち早く入手したい方は、公式サイトでメールアドレスを登録することで、連絡が受けられるようになっております。
※11/27 21時時点では、アクセス集中により、一時受付を停止中。再開は11/28の予定。
また、1つ気になるのは「発行開始日、価格などの詳細情報を、情報解禁日にいち早くお送りさせていただきます。」と価格について書かれていることです。
もしかしたら、販売するのかもしれませんね。
いずれにせよ、今は情報待ちです・・・
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