VISA LINE Payカードは解約すべきか?代替手段は?使い続けるべき人は?
昨年から発行が開始されたVISA LINE Pay カードは初年度還元率が3%というとても破格な還元率になっていました。ただし、これは発行開始から最初の1年間のみで、2021年4月末までが還元率3%っていうことになっていました。じゃあ、その後はどうなるのかっていうのは当時は発表されていなかったのですが、つい先日発表がありました。
今回はその内容を踏まえて、継続して使い続けるべきか、解約すべきかの判断を説明していきます。さらに、代替手段についても紹介します!
- VISA LINE Payカードの改定後の内容
- 使い続けるべきか、解約すべきか
- VISA LINE Payカードに代わるクレジットカード
VISA LINE Payカードの改悪!?
まずはVISA LINE Payカードの改定内容が、どんな内容かというのをおさらいしていきます。発表された内容は以下の通りです。
- 還元率は3%から2%に減少
- チャージ&ペイによる還元率は一律0.5%(マイランク制度自体が廃止)
- 特典クーポンの利用枚数制限なし
全体的に改悪されたイメージになっていますね。特にチャージ&ペイに関しては一律で0.5%の還元率になってしまうので今後LINE Payを使い続ける意味がなくなってきています。
また、還元率が3%→2%に下がってしまうのが一番ショックが大きいです。ただし、VISA LINE Payカードの還元率は当初から1%です。そして、それに加えて+2%が初年度のキャンペーンということで追加でポイントを獲得できて、合計で還元率が3%という扱いでした。
それが、2021年5月からどうなるかというと、まず基本の還元率1%というのは変わりません。ただ、キャンペーンとしてもらえていた+2%がなくなり、その代わりに+1%の還元率になります。つまり、合計すると還元率が2%ということになります。単純に言うと3%から2%に下がったので、改悪と思うかもしれませんが、基本の還元率1%というのは変わっていないので、改悪というよりはただキャンペーンの内容が変わったとというイメージになります。キャンペーンとして追加される還元率は減るものの、無慈悲にキャンペーンが終了して還元率1%になるよりはマシな改定です。
特典クーポンに関しては、最近はかなり割引率が下がってきて、1%や3%程度しか割引にならないお店もあり、あまり効果は期待できません。利用枚数に制限がなくなったとしても、あまりお得度も高くはありません。
多くの場合はVISA LINE Payカードは使い続けるべき
では、その1%下がった還元率2%がはたしてお得なのか、このままVISA LINE Payカードを使い続けるべきなのかどうかについて説明していきます。
結論から言ってしまうと、多くの人は使い続けた方が良いという結論になります。というのは、1%下がって還元率が2%になったといっても、かなりの高還元率であるからです。
クレジットカード還元率というのは大体0.5%が普通の還元率のクレジットカードと言われます。実際に、多くのカードでは還元率が0.5%程度です。そして、例えば、楽天カードやdカードなどの還元率が1%であるクレジットカードは、高還元率のクレジットカードと言われます。もっと高還元率のクレジットカードで有名なのがリクルートカードで、還元率は1.2%となっています。
これらを踏まえると、今回のVISA LINE Payカードというのは5月以降も2%の還元率なので、年会費無料のクレジットカードにしては破格の還元率となっています。そのため、多くの人はこのVISA LINE Payカードを使い続けるということが、一番ポイントがもらえて、節約もできることになります。
なお、VISA LINE Payカードで貯まるポイントはLINEポイントです。LINEポイントの使い道は、LINE PayをはじめとするLINEサービス等で使用できますし、新たにPayPayボーナスにも交換が可能になります。
しかし、LINEポイントは現金に交換することもでき、実は現金に交換するのが最もお得な使い道なります。それについてはこちらのページに詳しく書いてますのでこちらも参照してみてください。
現金にすることができるので使い道に困るということもないので、おすすめのクレジットカードです。
VISA LINE Payカードを解約すべき人。使うべきでない人。
VISA LINE Pay カードはどんな人にお勧めではないのかと言うと、還元率2%以上の決算手段を持っている人です。
例えば、航空系マイルを貯めている人です。なぜなら、航空系マイルは1枚あたり約2円と言われており、還元率が高いからです。
マイルの価値は必ず1マイル=2円というわけではなく、特典航空券で予約する航空券の種類によって、還元率が全く変わってきます。例えば、ファーストクラスでヨーロッパを往復することを考えてみると、実は1マイル=10円くらいの価値に上がることもあります。一概に1マイルがいくらかというのは言えませんが、2円以上の価値にすることも十分可能です。航空系のクレジットカードでは、100円の買い物で1マイル獲得できるので、仮にファーストクラスを予約するとして1マイル=10円の価値があったとするとすると、100円で10円の還元を得ることができたと言えます。つまり、この場合還元率は10%ということになります。
コロナ禍である今は、あまり海外旅行のことはイメージ付きませんが、将来的な旅行のために貯めてみるのも良いでしょう。マイルの貯め方や航空系クレジットカード(特にANAカード)については以下に書いています。
代替手段!セゾンパール・アメリカン・エキスプレスなら3%還元!?
実は、VISA LINE Payカードでなくても、3%の還元率のクレジットカードがあります!
それが、セゾンパール・アメリカン・エキスプレスカードです。
なんとこのクレジットカードは電子マネーのQUICPayで支払うと還元率が3%になるのです!通常の支払いの6倍です!
QUICPayってあまり聞いたことない人もいるかもしれませんが、意外と使えるお店は多く、コンビニはもちろん、スーパーマーケット、ドラッグストアなどなど様々な箇所で利用ができる電子マネーです。複数の電子マネーを扱うお店なら、大抵使えます。詳細はこちらの公式サイトを見てみてください。
また、セゾンパール・アメリカン・エキスプレスカードはAMEXを名乗るカードなので、年会費が高いのではと想像する人もいると思いますが、なんとこのクレジットカードは年会費実質無料のAMEXカードです。というのは、「前年に1円以上のカード利用で翌年度も無料」となっているので、QUICPayで利用していれば、年会費はかかりません!最高です!
セゾンパール・アメリカン・エキスプレスカードで貯まるポイントは永久不滅ポイントです。このポイントはその名前の通り、有効期限がないので、気長に貯められるのも特徴です。ポイントはAmazonギフト券やdポイント、Pontaポイント、Suicaなどに交換ができるので、使い道にも困らないでしょう。
申し込みは簡単で、従来のプラスチックカードとは別の、ナンバーレス デジタルカードである「セゾンパール・アメリカン・エキスプレス® ・カードDigital」であれば、スマホから簡単に発行でき、なんと最短5分で発行できます!もちろん従来のプラスチックカードも申し込みができます!
詳細については、こちらの公式サイトを見てください。
セゾンパール・アメリカン・エキスプレスカードとVISA LINE Payカードの併用もアリです。例えば、QUICPayが使えるお店では、セゾンパール・アメリカン・エキスプレスカードで、それ以外ではVISA LINE Payカードで支払うことで、より効率的にポイントを獲得することができます。
まとめ
- チャージ&ペイによる還元率は最大3%→一律0.5%
- 特典クーポンの利用枚数制限はなし
- VISA LINE Payカードの還元率は3%→2%
- 還元率2%でもお得であり、使い続ける意味はある
- 代替手段として、セゾンパール・アメリカン・エキスプレスカードならQUICPayの利用で3%還元
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