マイナポイントの使い方、おすすめの使い道を目的別に解説!あなたが選ぶべき決済サービスはこれ!
申し込みして、チャージまたは決済するだけで5,000円相当のポイントがもらえてしまうマイナポイントはやらないと損です!
前回まで、マイナポイントの基本的な知識や登録方法について説明しました。キャンペーン情報についても記載していますので、ぜひ読んでみてください。
また、登録方法の詳細や予約、申し込みに関してはこちらにも記載しています。
今回は、付与されたマイナポイントをどう活用したら良いのかを説明してきます!
この記事でわかること
- マイナポイントの付与方法の基礎知識
- 有効な活用方法
- 活用法別の選ぶべきおすすめの決済サービス
マイナポイントの付与方法は決済サービスごとに異なる
マイナポイントは、申請時に選択した1つの決済サービスを通して付与されます。
また、マイナポイントの付与条件や付与方法については、その決済サービスによって異なります。
チャージや購入した直後に付与される決済サービスもあれば、翌月に付与される決済サービスもあります。
また、残高として付与される場合もあれば、ポイントとして付与される場合もあります。
例えば、楽天ペイの場合は、月間の利用金額を集計し翌々月末に楽天ポイントが付与されます。
au PAYの場合は、決済後数時間程度でau PAY残高が付与されます。
各決済サービスの還元方法などの詳細は公式サイトで調べることができます。
決済サービスが多いので、どの決済サービスを選ぶべきか迷ってしまいますが、基本的には、どの決済サービスでも最大5,000円相当が付与されるので、自分がよく使っている決済サービスで良いと思います。自分にとって、一番使いやすいものを選ぶべきです。
とは言うものの、なるべくお得にポイントをもらいたい、ポイントのお得な使い道を知りたいという人はいると思います。そこで、さらにお得にこだわりたい人向けに、おすすめの決済サービスとポイントの使い道を調べてみました。
おすすめ1 現金相当として利用する
まずは素直に現金相当として、利用する場合を考えてみます。
基本的に5,000円分が付与されるので、どれでも良いのですが、よりこだわるのであればキャンペーン情報もよく確認しましょう。
マイナポイントとして付与される5,000円分に加えて、各社独自のキャンペーンも組み合わせ、追加でポイントがもらえるキャンペーンを実施しています。
こちらにキャンペーン情報をまとめていますので、参考にしてみてください。
例えば、d払いであれば、5,000ポイントに加えて、条件を達成することで2,500ポイントが追加になり、最大で7,500ポイントを受け取ることができます。2,500円分も多く獲得できるため、かなり差がでてきます。
現時点で、キャンペーンでもらえるポイントで多いのは以下の決済サービスです。
- d払い ・・・ 2,500ポイント
- WAON ・・・ 2,000ポイント
- イオンカード ・・・ 2,000ポイント
この3つはいずれも使いやすいポイントなのでおすすめですが、キャンペーンを気にしすぎて、自分にとって使いにくい決済サービスを選ばないように注意しましょう。ポイントをもらっても使えなければ意味がありません!
おすすめ2 やっぱりマイル!マイルに交換で価値は無限大!
航空系マイルを貯めている人ならば、マイルに集約させたいところです。マイナポイントで受け取ったポイントをマイルに交換することでマイルに集約できます。
マイルに交換すると数字上は目減りします。例えば、5,000ポイントは、マイルに交換すると大体3,000マイルくらいになります。
一見、価値が目減りしたようにも見えますが、特典航空券に交換することで、1マイルの価値は2円以上になります。
2円"以上"としているのは、交換する特典航空券の行き先やシーズン、予約クラスによって、航空券の値段に幅があるためです。
国際線のファーストクラスを予約すれば、1マイル=10円を超える価値に化ける場合もあります。
1マイル=2円であれば、3,000マイルは6,000円の価値、1マイル=10円であれば、3,000マイルは30,000円の価値となり、マイナポイントを5,000円もらうよりもお得になります。円換算で考えると他のポイントで受け取るよりも還元率が高くなります。
しかし、特典航空券に交換した場合です。飛行機に乗ることや旅行に行くことに価値を見出せない人や特典航空券に交換する見込みのない人には、おすすめしません。3,000マイルを電子マネー等にも交換することはできますが、この場合、1マイル=1円の価値、つまり、3,000円にしかなりません。
ANAマイルならJQ CARDエポスか三井住友カードがおすすめ!
ANAマイルを貯めているならば、決済サービスはエポスカードを選択し、ANAマイルに交換することをおすすめします。
ただし、JQ CARDエポス(ゴールド含む)であることが条件です。
JQ CARDエポスの場合、エポスポイントではなく、JRキューポが貯まります。
このJRキューポは、JRキューポ→永久不滅ポイント→ANAマイルというルートで交換することで、交換レート70%で交換可能です。この交換レートは最も高いレートになります。
ただし、交換にはJQ CARD セゾンとみずほマイレージクラブカード/ANAが必要になります。
交換については、詳細は、おっさんでもマイルは貯まるさんの記事が参考になります。
→JRキューポ→永久不滅ポイント→ANAマイル(みずほマイレージクラブカード/ANA利用)でマイル移行率70%で貯める流れ
5,000ポイントを70%の交換レートで交換するので、ANAマイルは3,500マイル貯まることになります。1マイル=2円換算で計算すると、7,000円分になります。+2,000円分もお得になりますね!
なお、ANAマイルというと三井住友カードのANAカードがまず考えつくかと思いますが、三井住友カードのVポイントから直接ANAマイルに交換すると、交換レートは悪くなります。
VポイントからANAマイルへの交換は2種類あります。「ANAマイル移行可能ポイント」の移行と「通常ポイント」の移行です。
「ANAマイル移行可能ポイント」であれば、マイルへの交換には2倍コースと呼ばれる、1Vポイント=2マイルで交換することができるのですが、今回マイナポイントで付与されるポイントは「通常ポイント」になります。
この「通常ポイント」は、1Vポイント=0.6マイルの交換レートになりますので、5,000Vポイントは3,000マイルとなります。JRキューポから交換する場合と比べると500マイル少なくなってしまいます。
しかし、Vポイントも一度Gポイントに交換した後、JRキューポに交換することで、先ほどの交換レート70%のルートで3,500マイルに交換することができます。
さらに、ANAマイル交換にはTOKYUルートと呼ばれる交換ルートもありますね。
これは、TOKYU POINTを75%の交換レートでANAマイルに交換できるものです。ただし、ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードというクレジットカードが必要です。
しかし、マイナポイントでTOKYU POINTが付与されるのはTOKYU CARDのみで、ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードには付与されません。
TOKYU CARDとANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードを2枚持っていたとしても、この2枚はTOKYU POINTを合算できないので、TOKYUルートを使うことはできないでしょう。
したがって、ANAマイルに交換するなら一番レートが良いのはJQ CARDエポスでJRキューポをもらうことになります。
JALマイルはJREポイントから!
JALマイルの場合は、JREポイントからの交換がおすすめです。
以下のどちらかの場合は、JREポイントは1.5ポイント=1マイルの交換レートで交換できます。
- JALカードSuicaを所持し、JALカードショッピングマイル・プレミアムに入会している場合
- JALカードSuicaゴールドを所持している場合
この場合、5,000ポイント=3,333マイルに交換されます。
JREポイントとしてもらうためには、マイナポイントの決済サービスにSuicaを選択する必要があります。
他にも、東急カードにより、TOKYU POINTから交換する方法もありますが、こちらは2ポイント=1マイルのため、2,500マイルにしかならず、あまりおすすめできません。
おすすめ3 投資(運用)に回す!
マイナポイントでもらったポイントを投資(運用)に回すのもおすすめの1つです。
5,000円だったものが、投資(運用)によって利益が出たら嬉しいものです。
ただし、投資ですので、上がることもあれば、下がることもあります。
結果的に、5,000円以下に目減りしてしまう可能性もあります。
短期的に5,000円を増やしたいという人ではなく、現在も既に運用しており、さらに運用資金を増やしたいという人におすすめしたい方法です。
投資に回すことができるポイントとおすすめの決済サービスは以下です。(疑似的な運用も含む)
ポイント | 決済サービス | 投資サービス、証券会社 |
dポイント | d払い | SMBC日興証券の日興フロッギー |
LINEポイント | LINE Pay | LINE証券 |
PayPayボーナス | PayPay | PayPayボーナス運用 |
楽天ポイント | 楽天ペイ | ポイント運用 または ポイント投資 |
おすすめ4 ふるさと納税に活用
おすすめ1で紹介した現金として使用するのと似ていますが、ふるさと納税として使用するのも節税にも繋がりお得です。
この場合もキャンペーンでより多くのポイントをもらい、ふるさと納税に回した方が良いでしょう。
最もポイントがもらえるのはd払いの7,500ポイントです。ふるさとチョイスではd払いが可能です。
ふるさと納税の自己負担額は2,000円のため、7,500円分寄付したとしたら、返礼品がもらえ、かつ、5,500円分の税金が来年控除されます。
マイナポイントで5,000円、d払いのキャンペーンで2,500円、ふるさと納税で返礼品がもらえてとてもお得ですね!
まとめ
- マイナポイントの付与方法・条件は、決済サービスによって異なる
- 現金相当として利用するならキャンペーンがお得なd払いかWAON、イオンカード
- マイルなら、ANAはJQ CARDエポスカード、JALはSuica
- 投資(運用)の資金に充てるのもおすすめ
- ふるさと納税に使うのもかなりお得!
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