Kyashは本当に改悪なのか?新しいKyashカードは不要?いや、必要だろ・・・切替えるべき人は?

Kyashは本当に改悪なのか?新しいKyashカードは不要?いや、必要だろ・・・切替えるべき人は?

2020年初め頃にKyashの新しいカードが発行されることが発表されています。

徐々に詳細が発表されてきていますが、その内容を受け、新しいKyashカードはあまりメリットがないという声も聞こえてきます。

確かに、新しいKyashカードの発行に伴い、従来カードの仕様も変更になり、改悪といえる部分もあります。

しかし、従来カードが改悪したとはいえ、新しいKyashカードに切り替えをするべきかどうかはまた別問題です。

今回は、どんな人が新しいKyashカードに切り替えるべきかを説明します!

新しいKyashカードと従来カードの仕様変更の詳細

Kyashカードには、これまで、リアルカードとバーチャルカードの2種類がありました。

それに加えて、今回、新しいKyashカードが別途発行されることになります。

これに伴い、従来のリアルカードも、まず名称が「Kyash Card Lite」に変わり、仕様も一部変更になります。

バーチャルカード(Kyash Card Virtual)、Kyash Card Lite、新カード(Kyash Card)の仕様の違いは以下になります。

Kyash Card VirtualKyash Card Lite
現リアルカード
新Kyash Card
発行手数料無料300
※従来は無料
900
年会費無料無料無料
ICチップ(4桁暗証番号)××
VISAタッチ××
Google Pay
(QUICPay)
国内利用オンラインのみ
海外利用オンラインのみオンラインのみ
1回あたり決済額上限3万
※本人認証なし:5千円
5万30万
月あたり決済額上限12万
※本人認証なし:2万円
12万100万
ポイント還元率0.5%0.5%(4/1~)
※3/31までは1%
1%
月あたりの還元対象決済上限12万12万12万
本人確認不要不要必要
3Dセキュア×××

上記表の注目点を簡単に説明します。

従来のリアルカード(Kyash Card Lite)は改悪!

まず従来のリアルカードであるKyash Card Liteですが、大きな変更点は以下2点です。

  • 発行手数料の有料化 無料→300円
  • ポイント還元率 1%→0.5%

これまで、リアルカードの発行は無料でしたが、今後は発行に300円支払う必要があります。

その上、ポイント還元率は、1%→0.5%に下がってしまい、Kyash Card Liteにおいては、純粋に改悪になっています。

Kyash Card Liteは累計決済金額が100万円を超えると、カードの再発行が必要です。

この再発行にも発行手数料がかかるので、注意が必要です。

一方で、新しいKyashカードの場合、ポイント還元率1%を維持することができます。

この点が、新しいKyashカードのアドバンテージになります。

しかし、発行手数料は900円とKyash Card Liteよりも高くなっています

新KyashカードのIC対応で何が変わるのか?

新Kyashカードの機能的な違いの1つはIC対応です。

IC対応により、暗証番号による本人確認が可能になります。

従来までは、本人確認にサインを使用していたため、時間がかかってしまいますが、暗証番号のため、楽に決済ができるようになります。

また、従来のリアルカードは、磁気ストライプ(黒い帯)でカード情報を読み取っていますが、従来の方式はセキュリティ的にあまり良くありません

簡単に偽造できてしまうというデメリットがあります。

一方、ICカードの場合、情報が暗号化されていたり、偽造するためには費用と技術、設備が必要など、ICカードは比較的偽造がされにくく、セキュリティも高いので、より安心して使用できるようになります。

もう一つ、個人的にIC対応でうれしい点があります。

困ったことに、私がKyashカードで支払おうとしたときに、店員が往々にして、ICカードの読取機にカードを差し込んでしまうことがあります。

当然、読込エラーになりますので、「そうではない」と私が口で訂正するのですが、これが意外と面倒+理解してもらうのに時間がかかるので、そういう混乱をさせない今回のIC対応は地味にうれしい点です。

カードの決済方式については、以下でも触れています。

新KyashカードのVISAタッチ対応で何が変わるのか?

新Kyashカードの機能的な違いのもう1つはVISAタッチに対応したことです。

VISAタッチについては、以下の記事で紹介していますが、カードをタッチするだけで決済ができるため、かなり楽でスピーディーな支払いができます

また、海外ではVISAタッチ(EMVコンタクトレス)は広く普及しているため、あまり慣れていない海外での買い物でもスムーズに支払いができ、海外でも重宝する一枚になりそうです。

クレジットカードがVISAタッチに対応していなくても、Kyashに登録することで、VISAタッチが利用できるメリットもあります。

どんな人が新カードに切り替えるべき?

さて、従来リアルカードと新Kyashカードの特徴を説明しましたが、新カードはどんな人にメリットがあるのでしょうか?

シミュレーションをしてみましょう!

以下の3パターンが考えられます。

  1. 新Kyashカードを新規発行または既存カードから切替
  2. 既存のリアルカードを利用し続ける
  3. 新規にリアルカード(Kyash Card Lite)を発行する

累計の決済金額に応じた還元金額をグラフにしてみると以下になります。

18万円以上の利用がある場合は、新Kyashカードがおトク

上記のグラフで、Kyash Card Lite(新規ユーザー)と新Kyash Cardのスタートがマイナスになっているのは、発行手数料の300円と900円です。

現時点で既にリアルカードを持っているKyash Card Lite(既存ユーザー)は発行手数料がかからないので、0円からのスタートとしています。

まず、新Kyashカードの発行手数料900円ですが、これは9万円以上をKyashで支払えば、元が取れる計算になります。

次に、Kyashのカードをこれから新規に作ろうと考えている人は、12万円以上の利用が見込めるのであれば、新Kyash Cardにした方がおトクです。

なお、本当に今必要であれば、今は無料なので、今のうちにリアルカードを発行した方が良いです。

そして、既存ユーザーが新Kyash Cardに切り替えるべきかは、利用額が18万円以上であるかどうかで判断できます。

18万円を超えると、Kyash Card Liteで受け取れる還元額よりも、新Kyash Cardで受け取る還元額が高くなるので、おトクになります。

累計で18万円なので、ハードルはそこまで高くはないです。

私の場合ですが、クレジットカードで支払う店舗では基本的にKyashで支払っています。

Kyashは使えないお店もあるので、大きな利用額にはなりませんが、それでも大体1ヶ月あたり、5~10万円程の利用額になります。

そのため、おおむね3ヶ月あれば、18万を超え、おトクになり、十分価値があるカードという計算になります。

なお、還元対象となる決済金額は月12万円までとなっていますので、12万円を超える場合は、ポイントがもらえませんので、注意が必要です。

まとめ

  • リアルカード(Kyash Card Lite)は純粋に改悪
  • 新Kyashカードで対応したIC対応とVISAタッチは便利
  • 既存ユーザーは、18万円以上使うのであれば、新Kyashカードに切り替えた方がおトク

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