dポイントの期間・用途限定ポイントは現金化しろ!

dポイントには2種類のポイントがあります。通常ポイントと期間・用途限定ポイントです。

dポイントを普段から使っている人はわかると思いますが、期間・用途限定ポイントは使いづらいですよね。なぜなら、有効期限が短いからです。

d払いを使っていれば、d払いの払いにも使えるので、まだ使いやすいですが、d払いの加盟店では無ければ使うことはできません。

私の期間・用途限定ポイントの使い道のおすすめは現金化です。今回は、dポイントの期間・用途限定ポイントの現金化の仕方やメリットを説明していきます。

この記事でわかること

  • dポイントの期間・用途限定ポイントの現金化のメリット
  • dポイントの期間・用途限定ポイントの現金化の方法

dポイントの期間・用途限定ポイントは使い道が限定されている!

dポイントの期間・用途限定ポイントはキャンペーンのポイント付与などで獲得できることが多いです。通常のポイントと違って、有効期限が数ヶ月と短く、使いにくいという欠点があります。

気付いたら、期限が切れていたなんてこともあり得ます。期限が切れたら、大損です。。。

dポイントの主な使い道としては、街のお店で使う、ネットのお店で使う、d払いに使うなどがあります。そして、通常ポイントと期間・用途限定ポイントで使い道にも違いがあります。公式ページによると以下の違いがあります。

d払いで使えるので、d払いとして期間・用途限定ポイントを使うのもアリですが、最もお得な使い方は現金化です。

dポイントの期間・用途限定ポイントは現金化するべし

なぜ現金化がお得な使い方なのかというと、現金化することで他のキャンペーンで再還元を得られるからです。

ポイントのままd払いなどで使っても、キャンペーンの対象外となることが多く、ポイント数分の価値にしかなりません。しかし、現金化して他のキャンペーンで再度還元を受けることで、ポイントの価値をポイント数以上に引き上げることができます。

例えば、10,000ポイントを持っていたとします。d払いで10,000ポイントを使っても、10,000円分にしかなりません。しかし、現金化して10,000円にすることで、他のdポイントのキャンペーンやPayPayなどの他のキャッシュレスのキャンペーン等に充てることができます。仮にキャンペーンの還元率が20%だとすると、10,000円を支払うことで2,000円分のポイントをさらに手にすることができます。10,000ポイントが12,000円分になったと考えることができます。

めちゃくちゃお得ですね!

現金化するには日興フロッギーの口座開設が必要

さて、現金化の手順を説明します。

当然ですが、dポイントの期間・用途限定ポイントは直接現金へ交換をすることができません。そこで、ある場所を経由させる必要があります。その場所とは、日興フロッギーです。

日興フロッギーは「記事から株が買える投資サービス」という謳い文句の株投資サービスです。この日興フロッギーでは、株の購入にdポイントが使用できます。なんと通常ポイントだけでなく、期間・用途限定ポイントも使えます!

株の購入というと、それなりの資金が必要のように思われがちですが、日興フロッギーでは100円から株を購入することができます。つまり、100ポイント以上持っていれば、そのポイントで株を購入することができてしまうのです。

そして、購入した株を売却することで現金にすることができてしまうのです。最後にその現金を証券口座から出金してあげれば良いのです。(出金手数料はかかりません)

以上の手順を箇条書きにすると以下になります。

  1. 日興フロッギーでdポイントで株を購入
  2. 株を売却
  3. 証券口座から出金

最初に日興フロッギーの口座開設の手間はありますが、その手間さえクリアしてしまえば、ポイントの現金化が可能になります。

株売却時に手数料はかかるがそれでもお得!

日興フロッギーでの株売買には手数料がかかります。注文金額が100万円以下であれば、購入時の手数料はかかりませんが、売却時は0.5%の手数料がかかります。注文金額が100万円を超える場合は、購入手数料1%、売却手数料1%がかかってきます。

注文金額購入手数料売却手数料
100万円以下0%0.5%
100万円超1.0%1.0%

手数料がかかるため、現金化により、ポイント数よりも目減りしてしまいますが、だからといって損であるというわけではありません。なぜなら、現金化することで再還元を受けることができるからです。

10,000ポイントで株を購入し、売却すると手数料50円を引いた9,950円になります。しかし、これを例えば、還元率1%のクレジットカードで支払えば、約10,049円となり約50円分もプラスになります。還元率3%のVISA LINE Payカードであれば10,248円、20%還元のキャンペーンをやっていたとすると、なんと11,940円にもなります!

株購入に投入した10,000ポイント以上のリターンになっているわけです。

株は価格が変動するから損する?

株は投資です。投資なので価格は上下します。場合によっては、元本割れを起こすこともあります。これは事実です。

しかし、元本割れのリスクを小さく抑えることは可能です。例えば、以下の方法があります。

  • 日経平均やS&P500などの指数と連動するインデックス上場投資信託(ETF)を購入する
  • 保有期間を短くする

インデックス上場投資信託(ETF)を購入する

トヨタやNTTといった個別の銘柄に投資するのではなく、日経平均などの指数(インデックス)と連動する上場投資信託があります。また、上場投資信託はETFと呼ばれます。

これらは個別銘柄に対する投資ではありません。例えば、日経平均というのは日経が東証1部上場銘柄から選出した代表的な225社をもとに計算された指数で、日本の株式市場の大きな動きを示す指数です。

そのため、ある1社がある日下落したとしても、日経平均としてみれば、その影響は比較的抑えることができます。1社に投資するよりもリスクを分散させることができるのです。

具体的に何を買ったら良いかというと、以下あたりでしょうか?

  • iシェアーズ・コア 日経225 ETF
  • 上場インデックスファンド米国株式(S&P500)為替ヘッジあり
  • NEXT FUNDS 外国株式・MSCI‐KOKUSAI指数(為替ヘッジなし)連動型上場投信

これらはインデックス系のETFでありながら、手数料に当たる信託報酬も比較的低く設定されています。もっと信託報酬が低いETFも存在しますが、日興フロッギーで購入できるETFは限定をされているようで、購入できないものもあるようです。

保有期間を短くする

株を購入後、売却するまでの保有期間が短いほどリスクが小さいです。期間が長いほど価格変動幅も大きくなるためです。価格が上昇する幅も大きくなりますが、下落する幅も大きくなり、リスクとしては大きいです。

反対に、保有期間を短くすることで、価格変動幅を小さくすることができます。

資産運用の教科書的なものを見ると、よく長期で積立しろということが書かれています。なので、今回も長期積立と思われるかもしれませんが、それは違います。なぜ資産運用の場合には長期積立という話になるのかというと、長期積立することで、リスクを最小限にできるからです。毎月定期的に投資することで、購入時期による価格変動のリスクを抑えられるのです。これをドルコスト平均法と呼びます。

しかし、これは資産運用の場合。"定期的"に”積立”するなら成立します。今回はdポイントの現金化です。定期的に積立をして資産を作っていくわけではありません。

定期的に積立できるだけのポイントを毎月投入できるとは限らず、大抵の場合は、現金化するときに1回投資するくらいです。1回の投資しないのであれば、積立投資のようなドルコスト平均法は使えません。

そのため、なるべく短期で売ってしまう方が価格変動のリスクを抑えられるのです。

もし、dポイントを使って資産運用するのであれば、中途半端にポイント分だけ投資していては、投資額が少なすぎて、大したリターンはありません。本当にするなら、月3万円などしっかりと自分の資金を投入して、本気で行うべきです。

また、投資は年利10%のパフォーマンスを出せれば大成功と言われます。しかし、キャッシュレス等のキャンペーンであれば、一度に20%の還元などもあるので、圧倒的にキャンペーンを活用していく方が確実、かつ、お得です。この点からも、dポイントでわざわざ長期投資をする必要はないかなと個人的には思います。

実際にやってみた

さて、実際にdポイントの期間・用途限定ポイントを現金化してみました。

まずは、購入です。今回は「NEXT FUNDS 外国株式・MSCI‐KOKUSAI指数(為替ヘッジなし)」を1,000ポイントで購入しました。

ちゃんとポイント履歴を見ると、期間・用途限定ポイントからポイントが使われています。

dポイント利用履歴

次に売却です。少しETF価格が上昇して13円プラスになっています。(これはラッキー)

売却時

売却後、1,011円で2円減っています。手数料の0.5%が差し引かれているためです。ですが、しっかりと売却でき現金化できています。

口座残高

ここまで来たらあとは自分の銀行口座に出金するだけです。出金にかかる手数料はありません。

まとめ

  • dポイントの期間・用途限定ポイントは現金化がお得
  • 現金化することでキャンペーン等の再還元を得られる
  • うまく20%還元などと組み合わせられれば爆益
  • 現金化には日興フロッギーの口座開設が必要
  • 日興フロッギーでETFを購入し売却することで現金化ができる
この記事を書いた人

ユキヒト

キャッシュレス、ANA陸マイラー歴15年のサラリーマンブロガー。ズボラな性格なので、還元率やお得情報を常に追い続けることに、一時期疲れを感じ、最高率を求めない気軽なキャッシュレス生活を実践。それでも、マイルで何度も旅行。現時点でも、ビジネスクラスで2人でハワイ往復する程度はマイル保有中!キャッシュレス・マイラー歴は長いが、還元率やお得情報については、まだまだ勉強中。気軽なキャッシュレスの体現方法の他、最新のキャッシュレスやお得情報、また、興味のある投資や資産形成、最新家電・ガジェットなども発信しています。さらに、ブログ収益化も実験中で、目指すはセミリタイヤ!よろしくお願いします!Twitterフォローはこちら