dポイントを効率的に貯められるクレジットカードは?2枚を併用しろ!
クレジットカードを選ぶときはポイントの出口戦略が重要です。どのポイントをためるか、貯めたポイントを何に使うかという意味です。
NTTドコモの「dポイント」は、ドコモユーザーでなくても、貯めたり使ったりできる便利なポイントです。
ドコモのdマーケット関連のサービスを利用している人にとっては、どんどんdポイントが貯まりますし、利用していない人でも、街中のお店でも貯まるポイントです。
また、d払いやdカードプリペイドにチャージすることで、多くのお店で利用することができ、無駄なく使いきることができるポイントでもあります。
dポイント投資に利用する人も多いですね。
今回はそんなdポイントを効率的に貯めることができる、年会費無料のクレジットカードを紹介します。
この記事でわかること
- dポイントが効率的に貯まるクレジットカード
- そのカードのメリット、デメリット
- そのクレジットカードのお勧めの使い方
dポイントを貯めるならdカードとリクルートカードを併用せよ!
いきなり結論ですが、dポイントを効率的に貯めるなら、dカードとリクルートカードを併用することをおすすめします。
どちらも利用額に応じてもらえるポイントの還元率が1%を越える高還元率なカードというのが1つの理由です。
また、dカードは、ドコモのコード決済サービス「d払い」と組み合わせることで、還元率を爆発的に上げられる可能性を秘めています。
詳細について説明していきます。
比較対象のクレジットカードは3種類!
今回比較したクレジットカードは以下の4種類です。
この3種類を比較した理由は、年会費無料でdポイントが1%以上の高還元で貯めることができるクレジットカードだからです。
各クレジットカードの特徴をまとめると以下になります。
dカード | Orico Card THE POINT | リクルートカード | |
年会費(初年度) | 無料 | 無料 | 無料 |
年会費(次年度以降) | 無料 | 無料 | 無料 |
還元率 | 1.0% | 1.0% | 1.2% |
付与ポイント | dポイント | オリコポイント | リクルートポイント |
dポイントへの交換レート | 100% | 100% | 100% |
dポイント付与率 | 1.0% | 1.0% | 1.2% |
国際ブランド | VISA Mastercard | Mastercard JCB | VISA Mastercard JCB |
ETC | 初年度無料 次年度以降500円(税抜) *1 | 無料 | 無料 *2 |
電子マネー | iD | iD、QUICPay | |
家族カード | 無料 | 無料 | 無料 |
Apple Pay | 〇 | 〇 | 〇 |
海外旅行保険 | なし | なし | 〇 |
付帯条件 | – | – | 利用付帯 |
傷害死亡 後遺障害 | – | – | 最高2,000万円 |
傷害治療費用 | – | – | 100万円限度 |
疾病治療費用 | – | – | 100万円限度 |
賠償責任 | – | – | 2,000万円限度 |
携行品損害 | – | – | 20万円限度 |
救援者費用等 | – | – | 100万円限度 |
*1 年1回以上の利用で無料
*2 リクルートカード(Mastercard / Visa)は新規発行手数料1,000円(税別)
dポイント付与率をみると、リクルートカードが最もdポイントが貯まりやすいクレジットカードであることがわかります。
また、リクルートカード以外のクレジットカードでは、付与率は1%と横並びになっています。
それぞれのクレジットカードについて紹介していきます。
dカード
NTTドコモのクレジットカードです。
年会費は無料です。
還元率は1%で、付与されるポイントはdポイントのため、交換する手間はありません。
還元率1%というのは、一般的なクレジットカードの還元率が0.5%であることを考慮すれば高還元の部類です。しかし、今回の比較でも示している通り、還元率1%のクレジットカードは他にもあります。
dカードをおすすめする理由の1つは、特約店が多いという点です。特約店でdカードを使うと、通常の1%還元に加えて、特約店ごとのポイントも追加されます。
特約店は身近なお店も多く、一部を紹介すると以下のお店があります。
- ENEOS
- オリックスレンタカー
- JAL
- JTB
- 高島屋
- 伊勢丹
- 三越
- マツモトキヨシ
- 丸善ジュンク堂書店
- タワーレコード
- 紀伊国屋書店
- 洋服の青山
- コナカ
- スターバックスカードへのチャージ
- ドトールバリューカードへのチャージ
- ローソン
- ノジマ
特に、ローソンでは最大5%もお得になります。
また、dカードをおすすめする理由にはもう1つあります。それは、ドコモのコード決済サービスであるd払いとの親和性の高さです。
d払いでは、魅力的なキャンペーンが多くあります。特定の店舗限定であることが多いですが、+20%還元という大盤振る舞いなキャンペーンも多くあります。
執筆時点で行っているキャンペーンだけでも、ココカラファインやマツモトキヨシ、ローソンで+20%還元を実施中です。
しかし、これらのキャンペーンの多くは、dカード以外のクレジットカードをd払いの支払元に設定した場合は対象外となっており、dカードが必要になってきます。
キャンペーンに参加するためにdカードを持っておいても良いでしょう。年会費無料なので、損することはありません。
Orico Card THE POINT
Orico Card THE POINTはオリコカードが発行しているクレジットカードです。
こちらも還元率が1%と高い設定になっています。
付与されるポイントはオリコポイントです。オリコポイントは交換レート100%でdポイントに交換ができます。そのため、dポイントの付与率は1%となります。
付与率1%であればdカードと同じですし、オリコポイントからdポイントへ交換する手間がある上、特約店も少なく、メリットは少ないです。
そんな中、1つこのクレジットカードを選ぶメリットを挙げると、Amazonや楽天市場は、dカードやリクルートカードよりも還元率が高くなります。
方法は、オリコモールというオリコカードが運営しているサイトを経由して、Amazonや楽天市場で買い物をします。これにより、2%の還元率になります。
dカードにもポイントUPモールという同様のサイトがありますが、Amazonや楽天市場を利用しても1.5%還元と、今一つです。
そのため、Amazonや楽天市場などのオリコモール対象店で購入することが多い人は、Orico Card THE POINTを選ぶ、または、併用するというのも1つの選択肢になるでしょう。
リクルートカード
リクルートが発行しているクレジットカードです。還元率が高いという特徴があります。
年会費は無料です。
還元率は1.2%と他のクレジットカードよりも高い設定になっています。
付与されるポイントはリクルートポイントです。リクルートポイントはdポイントに交換ができます。
リクルートポイント→dポイントの交換レートも100%のため、dポイント付与率は1.2%となります。
そのため、通常の支払いはリクルートカードに集約することで効率的にdポイントを貯めることができます。
dカードとリクルートカードの使い分け
dカードとリクルートカードの2つを使い分けることをおすすめしていますが、どのように使い分けるのかを少し説明します。
使い分けは簡単で、以下を基本とします。
そんなに難しくはないと思います。
また、別記事で説明しますが、d払いと組み合わせることで、dカードでもリクルートカードでも+0.5%還元上乗せすることができます。
どうしても1枚に絞りたい?
でも、どうしても1枚に絞りたいという人もいるかもしれません。この場合は、自分の利用スタイルを考えてみてください。
例えば、d払いの+20%還元キャンペーンを見逃すのはとてももったいないです。この+20%還元キャンペーンをどのくらい利用できるかで、dカードとリクルートカードのどちらを使うべきか判断してみましょう。
簡単な計算をしてみると、+20%還元キャンペーンで利用する金額が通常支払いの金額の約1/94以上であればdカード、1/94未満であればリクルートカードを選ぶと効率が良くなります。
年間の利用額が100万であれば、約11,000円以上を+20%還元で利用、
年間の利用額が200万であれば、約22,000円以上を+20%還元で利用できる場合は、dカードです。
まとめ
- dポイントを効率的に貯めるならdカードとリクルートカードの併用
- dカードもリクルートカードもdポイントの付与率が1%を超える高還元カード
- dカードは特約店の多さとd払いのキャンペーン利用でメリット有
- リクルートカードは1.2%の高還元のため、通常使いに最適
- 通常の支払いはリクルートカード、特約店やキャンペーンはdカード
- どうしても1枚に絞りたい場合は、+20%還元キャンペーンをどれだけ使えるかが判断のポイント
さて、dカードのゴールドカードであるdカードゴールドも有名なカードですね。実は、dカードをメインで使うくらいならdカードゴールドを使った方がおすすめです!詳しくはこちらで紹介していますので、ぜひ読んでみてください。
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