dポイントを効率的に貯められるクレジットカードは?2枚を併用しろ!

2022年7月16日

クレジットカードを選ぶときはポイントの出口戦略が重要です。どのポイントをためるか、貯めたポイントを何に使うかという意味です。

NTTドコモの「dポイント」は、ドコモユーザーでなくても、貯めたり使ったりできる便利なポイントです。

ドコモのdマーケット関連のサービスを利用している人にとっては、どんどんdポイントが貯まりますし、利用していない人でも、街中のお店でも貯まるポイントです。

また、d払いやdカードプリペイドにチャージすることで、多くのお店で利用することができ、無駄なく使いきることができるポイントでもあります。

dポイント投資に利用する人も多いですね。

今回はそんなdポイントを効率的に貯めることができる、年会費無料のクレジットカードを紹介します。

この記事でわかること

  • dポイントが効率的に貯まるクレジットカード
  • そのカードのメリット、デメリット
  • そのクレジットカードのお勧めの使い方

dポイントを貯めるならdカードとリクルートカードを併用せよ!

いきなり結論ですが、dポイントを効率的に貯めるなら、dカードリクルートカードを併用することをおすすめします。

どちらも利用額に応じてもらえるポイントの還元率が1%を越える高還元率なカードというのが1つの理由です。

また、dカードは、ドコモのコード決済サービス「d払い」と組み合わせることで、還元率を爆発的に上げられる可能性を秘めています。

詳細について説明していきます。

比較対象のクレジットカードは3種類!

今回比較したクレジットカードは以下の4種類です。

この3種類を比較した理由は、年会費無料でdポイントが1%以上の高還元で貯めることができるクレジットカードだからです。

各クレジットカードの特徴をまとめると以下になります。

dカードOrico Card THE POINTリクルートカード
年会費(初年度)無料無料無料
年会費(次年度以降)無料無料無料
還元率1.0%1.0%1.2%
付与ポイントdポイントオリコポイントリクルートポイント
dポイントへの交換レート100%100%100%
dポイント付与率1.0%1.0%1.2%
国際ブランドVISA
Mastercard
Mastercard
JCB
VISA
Mastercard
JCB
ETC初年度無料
次年度以降500円(税抜) *1
無料無料 *2
電子マネーiDiD、QUICPay
家族カード無料無料無料
Apple Pay
海外旅行保険なしなし
 付帯条件利用付帯
 傷害死亡
 後遺障害
最高2,000万円
 傷害治療費用100万円限度
 疾病治療費用100万円限度
 賠償責任2,000万円限度
 携行品損害20万円限度
 救援者費用等100万円限度

*1 年1回以上の利用で無料
*2 リクルートカード(Mastercard / Visa)は新規発行手数料1,000円(税別)

dポイント付与率をみると、リクルートカードが最もdポイントが貯まりやすいクレジットカードであることがわかります。

また、リクルートカード以外のクレジットカードでは、付与率は1%と横並びになっています。

それぞれのクレジットカードについて紹介していきます。

dカード

dカード

NTTドコモのクレジットカードです。

年会費は無料です。

還元率は1%で、付与されるポイントはdポイントのため、交換する手間はありません。

還元率1%というのは、一般的なクレジットカードの還元率が0.5%であることを考慮すれば高還元の部類です。しかし、今回の比較でも示している通り、還元率1%のクレジットカードは他にもあります。

dカードをおすすめする理由の1つは、特約店が多いという点です。特約店でdカードを使うと、通常の1%還元に加えて、特約店ごとのポイントも追加されます。

dカード特約店

特約店は身近なお店も多く、一部を紹介すると以下のお店があります。

  • ENEOS
  • オリックスレンタカー
  • JAL
  • JTB
  • 高島屋
  • 伊勢丹
  • 三越
  • マツモトキヨシ
  • 丸善ジュンク堂書店
  • タワーレコード
  • 紀伊国屋書店
  • 洋服の青山
  • コナカ
  • スターバックスカードへのチャージ
  • ドトールバリューカードへのチャージ
  • ローソン
  • ノジマ

すべての特約店を見る

特に、ローソンでは最大5%もお得になります。

また、dカードをおすすめする理由にはもう1つあります。それは、ドコモのコード決済サービスであるd払いとの親和性の高さです。

d払いでは、魅力的なキャンペーンが多くあります。特定の店舗限定であることが多いですが、+20%還元という大盤振る舞いなキャンペーンも多くあります。

執筆時点で行っているキャンペーンだけでも、ココカラファインやマツモトキヨシ、ローソンで+20%還元を実施中です。

しかし、これらのキャンペーンの多くは、dカード以外のクレジットカードをd払いの支払元に設定した場合は対象外となっており、dカードが必要になってきます。

キャンペーンに参加するためにdカードを持っておいても良いでしょう。年会費無料なので、損することはありません。

Orico Card THE POINT

Orico Card THE POINT

Orico Card THE POINTはオリコカードが発行しているクレジットカードです。

こちらも還元率が1%と高い設定になっています。

付与されるポイントはオリコポイントです。オリコポイントは交換レート100%でdポイントに交換ができます。そのため、dポイントの付与率は1%となります。

付与率1%であればdカードと同じですし、オリコポイントからdポイントへ交換する手間がある上、特約店も少なく、メリットは少ないです。

そんな中、1つこのクレジットカードを選ぶメリットを挙げると、Amazonや楽天市場は、dカードリクルートカードよりも還元率が高くなります。

方法は、オリコモールというオリコカードが運営しているサイトを経由して、Amazonや楽天市場で買い物をします。これにより、2%の還元率になります。

dカードにもポイントUPモールという同様のサイトがありますが、Amazonや楽天市場を利用しても1.5%還元と、今一つです。

そのため、Amazonや楽天市場などのオリコモール対象店で購入することが多い人は、Orico Card THE POINTを選ぶ、または、併用するというのも1つの選択肢になるでしょう。

リクルートカード

リクルートカード

リクルートが発行しているクレジットカードです。還元率が高いという特徴があります。

年会費は無料です。

還元率は1.2%と他のクレジットカードよりも高い設定になっています。

付与されるポイントはリクルートポイントです。リクルートポイントはdポイントに交換ができます。

リクルートポイント→dポイントの交換レートも100%のため、dポイント付与率は1.2%となります。

そのため、通常の支払いはリクルートカードに集約することで効率的にdポイントを貯めることができます。

リクルートカード

リクルートカード

dカードとリクルートカードの使い分け

dカードリクルートカードの2つを使い分けることをおすすめしていますが、どのように使い分けるのかを少し説明します。

使い分けは簡単で、以下を基本とします。

そんなに難しくはないと思います。

また、別記事で説明しますが、d払いと組み合わせることで、dカードでもリクルートカードでも+0.5%還元上乗せすることができます。

どうしても1枚に絞りたい?

でも、どうしても1枚に絞りたいという人もいるかもしれません。この場合は、自分の利用スタイルを考えてみてください。

例えば、d払いの+20%還元キャンペーンを見逃すのはとてももったいないです。この+20%還元キャンペーンをどのくらい利用できるかで、dカードリクルートカードのどちらを使うべきか判断してみましょう。

簡単な計算をしてみると、+20%還元キャンペーンで利用する金額が通常支払いの金額の約1/94以上であればdカード、1/94未満であればリクルートカードを選ぶと効率が良くなります。

年間の利用額が100万であれば、約11,000円以上を+20%還元で利用、
年間の利用額が200万であれば、約22,000円以上を+20%還元で利用できる場合は、dカードです。

まとめ

dカードの詳細はこちら

リクルートカードの詳細はこちら

さて、dカードのゴールドカードであるdカードゴールドも有名なカードですね。実は、dカードをメインで使うくらいならdカードゴールドを使った方がおすすめです!詳しくはこちらで紹介していますので、ぜひ読んでみてください。

dカードゴールドは年会費以上にメリットあり!切り替えないと損!

この記事を書いた人

ユキヒト

キャッシュレス、ANA陸マイラー歴15年のサラリーマンブロガー。ズボラな性格なので、還元率やお得情報を常に追い続けることに、一時期疲れを感じ、最高率を求めない気軽なキャッシュレス生活を実践。それでも、マイルで何度も旅行。現時点でも、ビジネスクラスで2人でハワイ往復する程度はマイル保有中!キャッシュレス・マイラー歴は長いが、還元率やお得情報については、まだまだ勉強中。気軽なキャッシュレスの体現方法の他、最新のキャッシュレスやお得情報、また、興味のある投資や資産形成、最新家電・ガジェットなども発信しています。さらに、ブログ収益化も実験中で、目指すはセミリタイヤ!よろしくお願いします!Twitterフォローはこちら