【キャッシュレスチャレンジ】現金を使わずに旅行に行けるか?その2【現実】

2020年7月11日

現金を使わずに色々なことを実践するキャッシュレスチャレンジ!
2回目の今回は、

現金を使わずに旅行に行けるか?

を検証しています。

旅行先は、宮城県の松島と岩手県の盛岡近郊と平泉です。
2泊3日の一人旅です。

果たして、現金は使わずに旅行できのでしょうか?

このページでは、2日目、3日目と総評を記載しています。
持ち物やルール、1日目の様子についてはこちらをご参照ください。

【キャッシュレスチャレンジ】現金を使わずに旅行に行けるか?その1【現実】

2日目:岩手県が嫌いになりそう···(盛岡近郊)

この日はまず、小岩井農場まきば園へ。
アイスを食べに行きます。
まきば園まではバス移動です。

しかし、岩手県バスは現金オンリーでした・・・
(※一部の循環バスなどは交通系電子マネーが使用できました)
普段、首都圏の移動でSuicaが当たり前だった自分にとって、
まさか移動で挫けるとは思っていませんでした。
逆に衝撃を受けました。

バスは、おつり無く、ぴったりと払わなければならないので、
バスこそキャッシュレスを導入するべきだと思います。
実際に、降りる方が多い停留所では、
降りる人の精算待ちで、車内に行列ができて、
5分近く停まっていることもありました。

移動で交通系電子マネーは使えないのは痛い・・・

小岩井農場まきば園に着いたので、
気を取り直して、楽しみたいと思います。
この小岩井農場まきば園の入場料はPayPayが使用できます。
「PayPayで支払います」と伝えると窓口の担当者があたふたして、
まだ慣れていないようでしたが、無事に支払えました。

入場料はPayPayが使えても、園内の売店では、
現金オンリーのお店も目立ちました。
ソフトクリームを食べるときも、結局現金を使用しました・・・

盛岡駅まで戻り、お昼ごはんは時間がなかったので、
近くの松屋で済ませ(LINE Pay使用)、
次の目的地である龍泉洞へ向かいます。

龍泉洞までは、JRバスで移動です。
このJRバスも現金のみ・・・
往復で5320円とかなりの出費です・・・

龍泉洞の入場料は、クレジットカードが使えるようですが、
私が行ったときは、クレジットカードが使える窓口は閉まっており、
結局、現金で支払いました・・・
龍泉洞自体はとてもきれいで、一度は行ってみた方が良いと思います。

岩手県はキャッシュレスが嫌いなのか??
と思うくらい、キャッシュレスは使えませんでした・・・
しかし、観光はとても楽しめました!

そんな感じで、盛岡名物のじゃじゃ麺を食べて(クレジットカード払い)、
2日目も終了。

移動の現金払いを回避するには、レンタカーを使うことで
現金の使用は回避できたと思います。

3日目(最終日):最後まで岩手県に泣かされる・・・(盛岡近郊と平泉)

3日目の最初は、「世界に伝えたい日本のクラフトビール」で、
日本一にもなったベアレン醸造所の工場見学に行きました。
ベアレン醸造所の工場見学参加費や売店の支払いには、
クレジットカードが使えたので、難なくクリア。

その後は、平泉まで移動します。
盛岡駅はSuicaが使えないため、
券売機で切符を購入します。
(久しぶりに券売機を使いました。)
今の券売機はクレジットカードも使えるので、
乗車券は問題なくクレジットカードで購入できます。

中尊寺に行きましたが、
平泉駅から中尊寺まではバスになります。
またしてもこのバスは現金オンリーのため、仕方なく現金で支払います。
また、中尊寺の入場料も現金のみでした。
※後で調べてわかりましたが、中尊寺はインターネットから前売り券を購入できました。

結局、色々なところで、現金を使うことになり、
ショックを受けながら、夜ご飯(クレジットカード払い)を食べ、
新幹線(モバイルSuica特急券)で帰路につきました。

最終的に現金はいくら使ったのか?

今回の観光はキャッシュレスチャレンジとしては、完敗でしたが、
実際、現金はいくら使用し、
キャッシュレスはいくら使用できたのか計算しました。

総出費66,404円
 内、キャッシュレス支払い56,784円85.5%
 内、現金払い9,620円14.5%

※総出費=交通費や宿泊費、食費、入場料など全て含めた費用

キャッシュレス比率は85.5%と高い比率でキャッシュレスで観光ができました。
しかし、観光地の入場料に限ってみると、
キャッシュレス比率は約56%と低く、
観光地のキャッシュレス化が遅れていると感じました。
その中で、対応しているのが多かったのがPayPayでした。
観光地は訪日外国人も多いので、
クレジットカードに対応するべきではないかと思います。
実際、海外の多くの観光地はクレジットカードが使え、
不慣れな現地通貨を扱う必要がありません。
訪日外国人の方はその点苦労されているのではないでしょうか?

また一方で、ギリギリではありましたが、
持っていた現金1万円でなんとかやりきることができ、
現金を多く持ち歩く必要はありませんでした。

まとめ

  • キャッシュレスチャレンジ失敗
  • キャッシュレス決済のみの松島、岩手旅行は現実として厳しい場面もアリ
  • 観光地の入場料は現金のみの場所が多く、課題
  • 一方で、コード決済の広がりも感じられ、ほぼPayPay一強状態
  • 現金は必要だが、最小限で旅行は可能
  • 現金は1万円あればギリギリOK
この記事を書いた人

ユキヒト

キャッシュレス、ANA陸マイラー歴15年のサラリーマンブロガー。ズボラな性格なので、還元率やお得情報を常に追い続けることに、一時期疲れを感じ、最高率を求めない気軽なキャッシュレス生活を実践。それでも、マイルで何度も旅行。現時点でも、ビジネスクラスで2人でハワイ往復する程度はマイル保有中!キャッシュレス・マイラー歴は長いが、還元率やお得情報については、まだまだ勉強中。気軽なキャッシュレスの体現方法の他、最新のキャッシュレスやお得情報、また、興味のある投資や資産形成、最新家電・ガジェットなども発信しています。さらに、ブログ収益化も実験中で、目指すはセミリタイヤ!よろしくお願いします!Twitterフォローはこちら